VariantLoadNavCriteriaBean API を使用したバリエーション仕様の読み込み
既成の Java API を使用してバリエーション仕様を読み込むことができます。この API を呼び出すには、Java コードで以下のような呼び出しを行います。
List<VariantSpecLoadOutputBean> resultBeans = VariantSpecLoaderHelper.service.loadVariantSpecs(navCriteriabeansList, partConfigSpecBeanList, atoConfigSpecBeanList);
この API には次の情報を指定する必要があります。
• VariantLoadNavCriteriaBean オブジェクトのリスト - ビーンごとに、バリエーション仕様が作成または更新されます。このビーンには、Variant Specification ワークシートと同じ情報が含まれています。このビーンには次の情報が含まれます。
◦ variantSpecName - 作成するバリエーション仕様の名前。
◦ variantSpecNumber - 既存のバリエーション仕様を再構成している場合、有効なバリエーション仕様番号。
◦ variantSpecDescription - バリエーション仕様の説明。
◦ variantSpecFolder - このバリエーション仕様を配置するフォルダを表す文字列 (/Default など)。
◦ variantSpecCreateVariants - このバリエーション仕様に基づいてモジュールバリエーションを作成するかどうかを指定するブール値。
◦ partNumber - バリエーションを作成する必要がある部品の番号。オプションセットが割り当てられている必要があります。partNumber だけが指定されている場合、最新バージョンが使用されます。
◦ organization - 部品が属するオーナー組織 (Demo 組織など)。
◦ partRevision - 部品のリビジョン。たとえば、部品 A.1 を使用するには、リビジョンとして "A" を指定します。
◦ partIteration - 部品の作業版数。たとえば、部品 A.1 を使用するには、作業版数として "1" を指定します。
◦ partView - 部品バージョンのビュー (Design など)。
◦ optionSetName - 使用するオプションセットの名前。部品を指定していない場合にのみこの値を指定します。これにより、オプションセットに基づいたバリエーション仕様の作成が可能になります。
◦ optionSetRevision - オプションセットのリビジョン。
◦ optionSetIteration - オプションセットの作業版数。
◦ applyToTop - ブール値。この属性を true に設定することは、「設定」ウィンドウの「コンフィギュレーション仕様」タブにある同様のボックスをオンにすることに相当します。この属性が true に設定されている場合、指定した部品構造の最上位の部品にそのコンフィギュレーション仕様が適用されます。これは部品が指定されている場合にのみ適用されます。
◦ ruleCheckingDisabled - デフォルトで、これは false に設定されます。この属性を true に設定した場合、「設定」ウィンドウで「規則の確認を無効化」を選択した場合と同じ結果になります。
◦ filterMode - 整数値。標準フィルタモードの場合は 1 に設定し、代替フィルタモードの場合は 2 に設定します。
◦ optionsMap—Map<String, List<String>. これはオプション名とそれに対応する選択肢名のリストのマッピングです。これは「フィルタを編集」タブでの選択に相当します。オプションフィルタ中にこれらの選択肢に選択肢規則が適用されます。このマップの作成例については、サンプルコードを参照してください。
◦ partConfigSpecs - List<String> 特定の部品コンフィギュレーション仕様を部品に適用する場合にこの情報を指定します。追加したすべてのものに対応するエントリが API メソッド引数 partconfigSpecBeans 内にあることを確認します。これが null の場合、最新の部品コンフィギュレーション仕様が適用されます。これは部品が指定されている場合にのみ適用されます。
◦ atoRuleConfigSpecs - List<String> 特定のオプションフィルタコンフィギュレーション仕様を使用する場合にこの情報を指定します。追加したすべてのものに対応するエントリが API メソッド引数 atoConfigSpecBeans 内にあることを確認します。これが null の場合、最新のコンフィギュレーション仕様が適用されます。
◦ variantSpecLifeCycleTemplate - バリエーション仕様に割り当てるライフサイクルテンプレートの名前。
◦ variantSpecLifeCycleState - バリエーション仕様に割り当てるライフサイクル状態を識別する列挙値。たとえば、ライフサイクル状態として "作業中" を使用するには "INWORK" を指定します。
◦ variantSpecIBAs - Map<String, Object>。バリエーション仕様に割り当てるソフト属性の内部名とそれに対応する値のマップ。サポートされている属性タイプは、「文字列」、「ブール」、「整数値」、「実数」、「実数 (単位付き)」、「日付と時刻」、「URL」です。
• VariantLoadPartConfigSpecBean オブジェクトのリスト - ビーンごとに、部品コンフィギュレーション仕様が作成されます。このビーンには、Part Config Specs ワークシートと同じ情報が含まれています。最新のコンフィギュレーション仕様のみを使用する場合、このパラメータを null に設定できます。詳細なコンフィギュレーション仕様を使用するには、「設定」ユーザーインタフェースを使用する場合と同様に、次の属性を含めるようにこのビーンを設定するか、ビーンのコンストラクタを使用します。
◦ configSpecName - (必須) コンフィギュレーション仕様の一意の名前。
◦ viewName - 有効なビューの名前 ("Design" など)。この値を null に設定できます。
◦ lifeCycleState - ライフサイクル状態の名前 ("Released" など)。この値を null に設定できます。
◦ baselineName - 既存のベースラインの名前。
◦ effectivityDate - コンフィギュレーション仕様のエフェクティビティの日付。この値を null に設定できます。
• VariantLoadATORuleConfigSpecBean オブジェクトのリスト - ビーンごとに、オプションフィルタのコンフィギュレーション仕様が作成されます。このビーンには、Option Filter Config Specs ワークシートと同じ情報が含まれています。最新のコンフィギュレーション仕様のみを使用する場合、このパラメータを null に設定できます。詳細なコンフィギュレーション仕様を使用するには、「設定」ユーザーインタフェースを使用する場合と同様に、次の属性を含めるようにこのビーンを設定するか、ビーンのコンストラクタを使用します。
◦ configSpecName - (必須) コンフィギュレーション仕様の一意の名前。
◦ lifeCycleState - ライフサイクル状態の名前 ("Released" など)。この値を null に設定できます。
◦ effectivityDate - コンフィギュレーション仕様のエフェクティビティの日付。この値を null に設定できます。