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操作レポート
操作レポートは、ウィザードを起動し操作を実行するために Windchill UI で使用する操作の詳細を提供します。詳細には、操作ラベル、操作名、ユーザーが操作を使用できるか検証する Java クラス、操作を定義したファイルなどがあります。操作レポートでは、操作のラベルとツールチップを修正することもできます。
StandardNmActionService によって管理される操作のレポートが生成されます。
レポートの場所
ナビゲータで、「カスタマイズ」 > 「ツール」 > 「操作」の順にブラウズします。
操作レポートの生成
「操作レポート」ページでサーチ基準を使って詳細を入手する操作をサーチします。
サーチのサポート内容
複数のサーチパラメータ
正規表現
大文字と小文字を区別しない一致
サーチの例
ラベル (または「説明」) の場合
remove ==>"remove"、"list_delete"、"related_delete_described_part" などと一致します。
操作名の場合
remov.* ==> "remove"、"remove_deliverable"、"removeUses" などと一致します。
r[a-z]* ==>"reply"、"REVISEITEMS"、"reassignLC" などと一致します。
.*move ==> "remove"、"CONTAINERMOVE"、"WFMOVE" などと一致します。
.* ==> すべてと一致します。
ホットキーの場合
m ==>"home" と一致します。
.* ==> "home"、"productStructure"、"documentStructure" などと一致します。
操作モデルファイル/操作定義ファイルの場合
ファイルは <Windchill>\codebase\config\actions に存在する必要があります。
サーチ基準には、ファイルのパスではなくファイルの名前を指定するだけで構いません。たとえば、BaselineClient.* ==> <Windchill>\codebase\config\actions\BaselineClient-actions.xml と一致します。
xml ファイルの include タグが原因で、誤った一致がサーチされる場合があります。
サーチ基準を入力して、「サーチ」ボタンをクリックすると、一致する操作が表示されます。
表示された操作の 1 つについて完全な操作レポートを表示するには、その アイコンをクリックします。
特定の操作の属性に関する情報がない場合は、空白の行が示されます。
機能
「操作」メニューの「操作を作成」を選択すると、「操作」テーブルから新規操作を作成できます。
「操作」テーブルからクリップボードに操作をコピーできます。
操作レポートに「Select Required」が列として追加されます。
操作レポートに「アイコンパス」が列として追加されます。
操作詳細ページに「Select Required」がプロパティとして追加されます。
新しい場所でユーザーの変更内容を永続化し (wt.properties から取得)、新しい永続化ファイルを優先するようフレームワークを変更できます。修正した操作の変更内容は xml に保存されます。wt.properties に追加する操作のプロパティは com.ptc.netmarkets.util.misc.customActions です。このプロパティの値は、カスタム xml の完全なパスとファイル名になります。Windows での wt.properties のエントリ例: com.ptc.netmarkets.util.misc.customActions=D\:\\myCustomActions.xml。このプロパティが指定されていない場合、ユーザーの変更内容は <wt-コードベース>/config/actions/custom-actions.xml に永続化されます。
トラブルシューティング
サーチすると「表示するオブジェクトはありません」というメッセージが返されます。サーチの試行後にメソッドサーバーを再起動すると、別のサーチで何をサーチしても「表示するオブジェクトはありません」が返されます。ページがメソッドサーバーからの情報を取得するためにセッション変数に依存していることが原因です。この問題を修正するには、ブラウザを再起動します。
定義ファイルが間違っていませんか。xml ファイルの include タグが原因で、誤った一致がサーチされる場合があります。特定の操作を見つけるためにインクルードしたファイルを確認します。