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ユーザーインタフェースの持続性
ページを更新すると、ページの現在の状態は維持されません。HTTP Cookie を使うと状態を保持できますが、Cookie は大きさに制限があり、リクエストのたびにサーバーに送信されます。ユーザーが別のマシンでログインするときも、クライアントの状態情報を復元する必要があります。
バックグラウンド
ユーザーが Windchill 内で何かの操作をするとき、情報ページでタブ (「My Tab」など) を選択するなど、ユーザーインタフェースの表示に影響を及ぼす変更をします。ブラウザの表示を更新した場合、ユーザーは最後にアクティブなタブが表示されたままであることを期待します。この情報を保持するには、ある種の永続メカニズムを使って、正しい状態にページを更新する必要があります。
使用できる永続メカニズムには 2 種類あります。クライアント状態プロバイダは、ブラウザに情報を保管し、その特定のマシン上のその特定のブラウザ専用です。サーバー状態プロバイダは、データベースに情報を保管し、ユーザーはどのブラウザでも、どのマシンでも、その情報を利用できます。
持続性のリセット
ユーザーインタフェースの持続性によって問題が発生したり動作がおかしくなったりした場合は、持続性をリセットする必要があります。サーバーの状態持続性とクライアントの状態持続性はリセット方法が異なり、必ずしも両方をリセットする必要はありません。問題のある動作に応じて、どちらかをリセットします。
サーバーの状態持続性をリセットするには、http://<ホスト>/<Web アプリケーション>/app/netmarkets/jsp/user/utilitiesList.jsp に移動し、「サーバー持続性をリセット」をクリックします。確認ボックスが表示され、「OK」をクリックすると、サーバーの状態持続性がすべてデフォルト状態にリセットされます。「情報ページ」のタブ順およびテーブル順もリセットされます。
クライアント状態プロバイダーの持続性情報をリセットする操作はブラウザごとに異なります。クライアントの持続性情報をすべて確実に削除するには、一時インターネットファイルをすべて削除し (通常は「ツール」メニューで操作)、ブラウザのウィンドウをすべて閉じて、ブラウザを再起動します。