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製品ファミリー Matrix Editor のカスタマイズ
以下の製品ファミリーオブジェクトに Matrix Editor を起動できます。
単一の製品ファミリー
1 つ以上の管理されたバリエーション仕様
1 つ以上のバリエーションベースライン
選択したバリエーション仕様、バリエーションベースライン、またはその両方に Matrix Editor を起動する操作は以下の領域から実行できます。
バリエーションベースラインの情報ページとバリエーション仕様の情報ページの「操作」メニュー
バリエーションベースラインと管理されたバリエーション仕様が表示されて選択可能なテーブル
「フォルダブラウザ」ページ
「アドバンスサーチ」テーブル
バリエーションベースラインの「ベースラインオブジェクト」テーブル
部品の関連バリエーション仕様テーブル
Matrix Editor がモジュールバリエーション、コンフィギュレーション可能モジュール、下位レベル部品などの初期部品とともに起動された場合は (フォルダブラウザからなど)、これらの部品のパスフィルタが作成されます。
Matrix Editor を起動するためのサポートの追加
操作のカスタマイズ方法については、Windchill クライアントアーキテクチャの操作フレームワークを参照してください。
以下の操作を使用して、Matrix Editor の起動ポイントを追加できます。
操作名
操作タイプ
説明
openInMatrixEditorRMB
productfamily
製品ファミリー構造ブラウザの右クリックオプションなどの、単一選択での右マウスボタン操作。
openInMatrixEditor
productfamily
ツールバーなどの複数選択コンテキストで使用する操作。
Matrix Editor を起動するためのパスフィルタとして使用する部品の受け渡し
パスフィルタとして適用する必要がある部品をコンフィギュレーション可能構造に渡すことによって、Matrix Editor 起動操作をカスタマイズできます。このような部品のすべてのオカレンスへのパスをパスフィルタ内で定義する必要があります。パスフィルタを定義するには、コンフィギュレーション可能構造が既知でなければなりません。このため、部品を渡す際には、バリエーション仕様を事前に選択して (またはバリエーションベースラインのすべてのバリエーション仕様で) Matrix Editor を起動する必要があります。
実装のガイドライン
1. 選択したアイテムにバリエーションベースライン、バリエーション仕様、またはその両方が含まれている必要があります。選択したアイテムのリストに部品が含まれている場合、以下の処理を行います。
WhereUse メカニズムを使用して、コンフィギュレーション可能構造で選択した部品をサーチし、関連するバリエーション仕様とコンフィギュレーション可能モジュール (ルート親) に基づいてパスを作成します。
パスフィルタにパスを追加し、ナビゲーション基準にこれを追加して処理します。
コンフィギュレーション可能構造には選択した部品だけがそのスキニーパスとともに表示されなければなりません。
2. LaunchProductFamilyMatrixEditorTag.java からパスを構築し、これを製品ファミリーブラウザコントローラに渡し、最後にこれをナビゲーション基準に追加します。
3. 選択した部品とバリエーション仕様/バリエーションベースラインを製品ファミリーブラウザコントローラに渡します。コントローラはこれらを処理してパスを見つけ、パスフィルタを構築します。これをナビゲーション基準に追加します。