UFID の指定
UFID を指定するための構文は以下のとおりです。
<DISTINGUISHED_NAME>|<GUID>|<DOMAIN>
ここで、
• <DISTINGUISHED_NAME> は Windchill の参加者 (ユーザー、ユーザー定義グループ、組織) の識別名です。参加者管理ユーティリティで、参加者の情報ページにこの識別名が表示されます。
• <GUID> は、参加者が最初に作成されたリポジトリのグローバルに一意な識別子です。
• <DOMAIN> は、参加者が現在登録されているリポジトリのインターネットドメイン名です。
標準の UFID では、<GUID> と <DOMAIN> の値の組み合わせによって、グループが登録されているディレクトリサービスが識別されます。Windchill では <GUID> と <DOMAIN> の値は同じであり、どちらもグループが登録されているディレクトリサービスの名前です。ディレクトリサービスの名前がわからない場合、次のいずれかの方法によって取得した値の前後を入れ替えます。
• 参加者作成時に「ディレクトリサービス」フィールドの値を調べる。このフィールドは、参加者管理ユーティリティを使って参加者を作成している間のみ表示されます。
• 「Info*Engine 管理」ユーティリティで、ディレクトリサービスに使用されている JNDI アダプタの名前を調べる。
• wt.properties ファイルでプロパティ wt.federation.org.defaultAdapter の値を調べる。
たとえば、グループ作成時に「ディレクトリサービス」フィールドの値が com.ptc.Ldap であった場合、値 <GUID> と <DOMAIN> は Ldap.ptc.com になります。