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受信送信物のインポートのプレビュー
受信送信物の予定された送信ファイルをすべてアップロードした後、インポートを行う前に情報をプレビューできます。受信送信物をプレビューすることで、インポートプロセス中に発生する可能性のあるエラーやコンフリクトを確認して、事前に問題を解決できます。「受信送信物のインポートをプレビュー」ウィンドウには、受信送信物の基本属性、ソースシステム情報、バージョン情報マッピングコンフィギュレーション、および現在の受信送信物に存在するマッピングのコンフリクトが表示されます。このウィンドウを使用して、ソースシステムに定義されているマッピングや現在の受信送信物に定義されているマッピングなど、マッピングに関する決定を変更できます。
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受信送信物をインポートする前に、バージョン情報マッピングが正しく定義されていることを確認します。「受信送信物のインポートをプレビュー」ダイアログボックスの「コンテキスト関連の情報」セクションに表示されるメッセージは、ターゲットシステムで設定されているバージョンマッピングを示しています。暗黙的なマッピングの場合、「対象となるインポートの選択によって影響される現在の受信送信物の潜在的な問題を表示します。このセクションで識別された問題は、インポート操作の完了時に選択を変更することによって、マッピング定義を更新することによって、または Windchill で必要な情報を作成することによって、処理できます。」というメッセージが表示されます。
ただし、ターゲットシステムで暗黙的なマッピングを行わずにソースシステムからのバージョン情報が使用されている場合、「選択されたコンテキストのマッピングまたはソースシステムから保持されているバージョンラベルによって発生した、現在の送信で識別された潜在的な問題を表示します。これらの問題は、インポート中に選択を変更するか、マッピング定義を更新するか、必要な情報を Windchill で作成することによって対処できます。」というメッセージが表示されます。
1. 次のいずれかの場所で、「受信送信物のインポートをプレビュー」を選択します。
「受信送信物管理」テーブルの右クリックメニューまたはテーブルレベルの操作メニュー。
受信送信物情報ページの「操作」メニュー。
2. 「受信送信物のインポートをプレビュー」ウィンドウの「コンテキスト関連の情報」セクションで、次のいずれかのタブを選択します。これらのタブには、インポートプロセス中にオプションを選択したときに発生する可能性のあるコンフリクトが表示されます。「コンテキスト関連の情報」セクションには、ターゲットコンテキストの特定のオブジェクトタイプに対して、必要な権限があるかどうかも表示されます。各タブには次の情報が表示されます。
タブ
説明
現在のコンテキスト
ソースシステムから提供されたコンテキストの代わりに、現在のコンテキストを、インポートされたすべてのオブジェクトのターゲットコンテキストとして使用します。マッピングされたコンテキストに関連するコンフリクトは表示されません。
現在のコンテキストを使用して、マッピング可能なほかのすべての属性が変換されます。これらの各属性にマッピングが指定されていない場合、Windchill は現在のシステムで同じ属性をサーチします。一致する属性が見つからず、マッピングも指定されていない場合は、コンフリクトがリストに表示されます。詳細については、受信送信物マッピングの定義を参照してください。
PTC Windchill フォーマットのパッケージをインポートしている場合は、このタブがデフォルトで選択されます。
マッピングされたコンテキスト
ソースシステムから提供されたコンテキストを使用します。定義されたコンテキストマッピングがない場合、Windchill は現在のシステムで同じコンテキストをサーチします。一致するコンテキストが存在しない場合は、コンフリクトがリストされます。
コンテキストが識別された場合は、選択したコンテキストを使用して、マッピング可能なほかのすべての属性が変換されます。これらの各属性にマッピングが指定されていない場合、Windchill は現在のシステムで同じ属性をサーチします。一致する属性が見つからず、マッピングも指定されていない場合は、コンフリクトがリストに表示されます。詳細については、受信送信物マッピングの定義を参照してください。
レプリケーションデータを含む PTC Windchill フォーマットのパッケージをインポートしている場合は、このタブがデフォルトで選択されます。
3. 別のタブに移動したとき、またはマッピングを定義した後は、「再表示」アイコン をクリックします。
4. タブ内のテキストボックスにリストされているコンフリクトを評価します。それぞれのコンフリクトには次の情報が表示されます。
Label
説明
コンフリクトタイプ
コンフリクトの理由。たとえば、マップされたフォルダに適切なアクセス許可がない場合、コンフリクトには「FOLDER_NOT_AUTHORIZED」と表示されます。
コンフリクトの説明
コンフリクトに関する詳細情報。たとえば、現在のコンテキストまたはマッピングされたコンテキストでフォルダを使用できない場合は、フォルダとコンテキストの名前が表示されます。
解決方法
該当する場合は保存済みの解決内容が表示されます。
ソースの値
ソースシステムの属性。たとえば、オブジェクト作成元のソースシステムのコンテキストなど。
マッピングされた値
ターゲットシステムでマッピングされた属性。
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コンフリクトを含むログファイルは、受信送信物情報ページの「添付資料」タブにある「添付資料」テーブルにも表示されます。
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ソースシステムでセキュリティラベルが有効で、ターゲットシステムではセキュリティラベルが有効でない場合は、セキュリティラベルのマッピングに関するコンフリクトが表示されます。ただし、セキュリティラベルが有効でない場合は、受信送信物がターゲットシステムにインポートされるときに、送信 Zip ファイル内のオブジェクトに適用されるセキュリティラベルは無視されます。詳細については、セキュリティラベルのマッピングを参照してください。
5. リストに表示されている各コンフリクトを評価して、最適な方法で問題を解決します。コンフリクトを解決するオブジェクトを作成して、問題を解決することが最適な場合もあります。たとえば、ソースシステムの組織を表すオブジェクトが受信側のシステムにない場合は、新しい組織を作成する必要があります。また、属性マッピングを更新して、問題を解決することが最適な場合もあります。「マッピングを定義」操作 を使用して、マッピングを修正します。「現在のコンテキスト」タブでは、コンテキスト以外のすべての属性のマッピングを使用して、コンフリクトを解決できます。詳細については、受信送信物マッピングの定義を参照してください。
6. マッピングを更新した後、「再表示」アイコン を再度クリックし、すべてのフィールドを更新してほかのコンフリクトをサーチします。
7. 「追加情報」セクションで、ソース Windchill システムに関する詳細情報 (Windchill のバージョン、インストールされているオプションの製品など) を確認します。このセクションに表示される情報は、受信送信物をインポートする際の「インポート情報」の選択の影響を受けません。差分送信物を操作している場合は、以前に送信されたオブジェクトのうち、現在は送信に含まれていないオブジェクトに関する情報が、このセクションに表示されます。次のリストに、オブジェクトが差分送信から除外される理由の例を示します。
オブジェクトが、ソースシステムの製品またはライブラリから移動されたか、現在はパッケージコンテンツの一部として収集されていない。
オブジェクトがソースシステムから削除されていて、インポート時に受信側のシステムからも削除される。
Windchill のバージョンまたはオプションの製品の有効性により、受信側システムへのオブジェクトのインポートがサポートされていない。
8. 「コンテキスト関連の情報」セクションに表示されるコンフリクトがほかになければ、「追加情報」セクションで詳細の確認が完了した後に、「OK」をクリックします。
「受信送信物のインポートをプレビュー」操作では、マッピング可能な属性に関する多数のコンフリクトを簡単に識別および解決できます。操作を完了した後、プロセスのインポートステップに進みます。