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受信送信物のインポート中のライフサイクルテンプレートの選択とワークフロープロセスの開始
ライフサイクルテンプレートは、Windchill に対してローカルと見なされ、オブジェクトで開始されるワークフロープロセスを定義して、ワークフロープロセスのガイドとして使用されます。ごく一部の例外を除き、インポートされたオブジェクトでワークフロープロセスを実行することは望ましくありません。したがって、受信送信物をインポートする前に、ライフサイクルテンプレートのマッピングを検討することが重要です。
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インポートされたライフサイクルテンプレートを、ターゲットシステム上で基本ライフサイクルテンプレートにマッピングし、オブジェクトのインポート時にワークフロープロセスが開始されるの防ぎます。インポートされたオブジェクトで使用するライフサイクルテンプレートの作成を検討します。ライフサイクルテンプレートはシステムに対してローカルと見なされますが、ソースライフサイクル状態の業務上の意味を維持するライフサイクルを選択することが適切です。詳細については、ライフサイクルマッピングおよびマッピング定義の使用に関する最良事例を参照してください。
ライフサイクル状態がワークフローに関連付けられている場合、その状態にインポートされたオブジェクトでは、パッケージのインポートによりターゲットのコンテキストでプロセスが開始される可能性があります。インポートされるパッケージに、1 つのオブジェクトのリビジョンに対して複数の作業版数が含まれている場合、システムは最新の作業版数のライフサイクル状態だけを確認して、そのオブジェクトのリビジョンでワークフロープロセスを開始する必要があるかどうかを判断します。
同じオブジェクトの以降のインポートでライフサイクル状態が更新されると、前のライフサイクル状態によって開始されたワークフローは終了します。ワークフロープロセスが自動的に終了しないようにするには、wt.workflow.engine.terminateObjectsRunningWorkflows プロパティを使用します。
インポートされたワークフロープロセスとタスクは、ソースシステムに存在するプロセスとタスクの静的な軽量表現です。インポートされたプロセスとタスクは、ターゲットシステムでは操作できません。たとえば、インポートされたワークフロータスクの編集や完了、またはインポートされたプロセスの一時停止や終了はできません。インポートされたプロセスは、プロセスマネージャを使用してサーチまたは操作できません。同様に、インポートされたタスクは、ターゲットコンテキストの「タスク」テーブルに表示されません。