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不完全な依存オブジェクトの解決に影響するプリファレンス
Creo Parametric では不完全な依存オブジェクトをワークスペースに表示してサーバーにアップロードしますが、Windchill では不完全な依存オブジェクトのチェックインを許可しません。Windchill「プリファレンス管理」ユーティリティ、「表示」 > 「不完全オブジェクト解決」のプリファレンスを以下の 4 つの値のいずれかに設定すると、アセンブリのチェックインを特定の依存を無視して許可したり、依存の無視を却下したりできます (これによって未解決の不完全な依存オブジェクトを含むアセンブリのチェックインが却下されます)。
不完全オブジェクト解決に以下のいずれかの値を設定すると、次のような結果となります。
オプションの依存を無視するように設定した場合 (デフォルト)、CAD ツールのすべての内部依存および必須でない依存は無視されます。
オプションの参照依存を無視するように設定した場合、参照依存は無視されます。
内部依存のみを無視するように設定した場合、CAD ツールの内部依存のみが無視されます。
無視を許可しないように設定した場合、不完全な依存を無視できません。
さらに以下のプリファレンスは、「チェックイン」操作時に、不完全な依存オブジェクトに対するシステム動作を制御します。
「操作」 > 「チェックイン」 > 「不完全オブジェクトを解決」のプリファレンスは、チェックイン時に自動的に不完全オブジェクトを解決するかどうかのデフォルト動作を制御します。
「不完全オブジェクトを解決」プリファレンスが「はい」に設定されているか、「チェックイン」ページで「不完全オブジェクトを自動解決」チェックボックスがオンになっている場合、「操作」 > 「チェックイン」 > 「サーバー上の不完全オブジェクトを更新」は、チェックイン時に不完全オブジェクトを解決したときに、サーバー上の不完全オブジェクトを更新するかどうかのデフォルト動作を制御します。
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ユーザーが「チェックイン」ページで「不完全オブジェクトを自動解決」チェックボックスをオンにするか、Creo Parametric「ファイル」 > 「チェックイン」 > 「自動チェックイン」コマンドを使用した場合、サーバー側のゴースト解決設定 (不完全オブジェクト解決) が使用されます。ユーザーが「チェックイン」ページで「不完全オブジェクトを自動解決」チェックボックスをオフにした場合、サーバーの設定は使用されません (ユーザーが「チェックイン」ページで選択した、不完全オブジェクトを解決しない設定がサーバー側の設定より優先されます)。この結果、不完全なオブジェクトがチェックインリストにあっても、有効なチェックイン機能が実現します。