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先行関係
作業の作成または編集時に、先行を定義、編集できます。
先行とは、別のアクティビティを開始または終了する前に開始または完了する必要があるアクティビティのことです。先行はそれぞれ、特定のタイプの依存によってアクティビティにリンクされています。次の 4 種類の依存があります。
タスク依存
説明
終了-開始 (FS)
依存アクティビティは依存先のアクティビティが完了するまで開始できません。
たとえば、アクティビティ、サマリーアクティビティ、計画内のサブ計画は、後続アクティビティに対する依存のタイプが FS の先行です。後続アクティビティの状態は、すべての先行アクティビティが完了またはキャンセルされた後にのみ、「処理中」状態に進みます。
開始-開始 (SS)
依存アクティビティは依存先のアクティビティが開始した後でいつでも開始できます。
SS 関係では両方のアクティビティが同時に開始する必要はありません。
終了-終了 (FF)
依存アクティビティは依存先のアクティビティが完了した後でいつでも完了できます。
FF 関係では両方のアクティビティが同時に完了する必要はありません。
開始-終了 (SF)
依存アクティビティは依存先のアクティビティが開始した後でいつでも完了できます。
SF 関係では、依存アクティビティが依存先のアクティビティの開始と同時に完了する必要はありません。
アクティビティの日付の制約が先行関係に与える影響については、開始日と先行関係を参照してください。
リードタイムおよびラグタイム
リードタイムおよびラグタイムとは、前後関係にある 2 つのタスク間の重複または遅延のことです。
リードタイムは、先行関係内での重複です。リードタイムは負の値として入力します。
たとえば、「終了-終了」の先行関係があり、先行が完了する 3 日前に依存タスクを完了できるよう指定する場合、「FF-3day」と入力します。
ラグタイムは、前後関係にある 2 つのタスク間の遅延のことです。ラグタイムは正の値として入力します。
たとえば、「終了-終了」の先行関係があり、先行が完了する 3 日後までは依存タスクを完了できないよう指定する場合、「FF+3day」と入力します。
優先順位、リード、ラグの指定
先行関係の定義は、依存タスクの作成または編集時に行います。各先行タスクはタスク ID 番号で表されます。ID 番号の後ろには、依存タイプと、オプションでリードタイムまたはラグタイムが表示されます。タスク ID 番号は「スケジュール」テーブルの「ID」コラムに表示されます。
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リードタイムまたはラグタイムのある先行関係を入力する場合は、スペースを使用しないでください。
たとえば、アクティビティ A (ID 番号 1) およびアクティビティ B (ID 番号 2) を作成します。アクティビティ A が完了するまで、アクティビティ B を開始できないように指定します。そのためには、アクティビティ B を編集し、「先行」フィールドに以下の情報を入力します。
1FS
アクティビティ A が完了するまで、アクティビティ B は開始できません。
アクティビティ B をアクティビティ A が完了する 1 日前に開始できるようにするには、リードを指定します。
1FS-1day
アクティビティ B をアクティビティ A が完了した 1 日後に開始するには、ラグを指定します。
1FS+1day