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Participant Reconnect Utility
Windchill Directory Server はサポートされなくなり、Windchill にはバンドルされていません。ユーザーまたはグループの情報を維持するため、任意のディレクトリサーバーを設定する必要があります。
PTC は、プリンシパルの一括再接続を支援するコマンドラインユーティリティを提供することによって、ほかの LDAP V3 準拠のディレクトリサーバーへの参加者の移動をサポートしています。このユーティリティは Participant Reconnect Utility と呼ばれ、Windchill 管理者だけが使用できます。このユーティリティを使用して、別の任意のディレクトリサーバーに参加者を移動することもできます。
手順
1. xml フォーマットでマッピングファイルを生成します。このファイルは以下のいずれかのフォーマットである必要があります。
複数の DN (識別名) エントリから成るフォーマット - このフォーマットは再接続される各ユーザーの sourceDN および targetDN のマッピングをとります。特定のソース DN とターゲット DN を個別にマッピングする必要がある場合、このフォーマットを使用することをお勧めします。たとえば、xml ファイルで別個の uid 値を指定できます。

<dnMapping>
<reconnect>
<sourceDN>uid=<>,ou=<>,cn=<>,cn=<>,o=<></sourceDN>
<targetDN>cn=<>,ou=<>,cn=<>,cn=<>,o=ptc</targetDN>
</reconnect>
<reconnect>
<sourceDN>uid=<>,ou=<>,cn=<>,cn=<>,o=<></sourceDN>
<targetDN>cn=<>,ou=<>,cn=<>,cn=<>,o=ptc</targetDN>
</reconnect>
</dnMapping>
単一のアダプタ名エントリから成るフォーマット - このフォーマットはマッピングする属性として adapterMapping をとります。
<adapterMapping>
<sourceAdapter>Adapter1</sourceAdapter>
<targetAdapter>Adapter2</targetAdapter>
</adapterMapping>
2. コマンドラインユーティリティでマッピングファイルを使用する前に、以下を確認してください。
「targetDN」で指定した値がデータベースにすでに存在していてはなりません。
「sourceDN」「targetDN」が同じプリンシパルタイプを表していなければなりません。
「sourceDN」で指定したエントリが LDAP で削除されている必要があります。
「sourceDN」によって参照されるプリンシパルがデータベースに存在する必要があります。
「targetDN」が、システムに設定されているいずれかの LDAP アダプタに存在する必要があります。
3. Windchill シェルから以下のコマンドラインユーティリティを実行します。このユーティリティを実行できるのは Windchill サイト管理者だけです。
windchill wt.org.util.ReconnectPrincipalsUtility [-u <user>] [-p <password>] -f <mappingFile> [-d][-h]
ここで、必須の引数は以下のとおりです。
-u <ユーザー名> - 管理者のユーザー名。
-p <パスワード> - 管理者のパスワード。
-f <マッピングファイル> - マッピングを含む xml フォーマットのファイルの完全修飾パスをとるマッピングファイル。
必須でない引数は以下のとおりです。
-d <デバッグ> - デバッグメッセージをログファイルに保存します。
-h <ヘルプ> - 親子関係の注記をコンソールに印刷します。
いずれかのパラメータが適切に指定されていない場合、表示注記の上に該当するメッセージが表示されます。親子関係の注記は、明示的に要求された場合に表示されます。
4. コマンドが正常に実行されると、ログファイルへのパスを示すメッセージが表示されます。ログファイルを確認します。