ユーザーを組織でまとめると、一連の参加者を名前で識別できます。Windchillは Windchill オブジェクトを各組織コンテキストで管理します。さらに、組織に関連するユーザーに組織コンテキストで作成されるオブジェクトへのアクセスが与えられます。

組織は、企業、企業の部門、大学など、ほかのメンバーのリストでもかまいません。組織メンバーシップは、組織オブジェクトに定義された組織名を含むユーザーディレクトリエントリによって定義されます。たとえば、組織名が DIV1 の場合、設定されたディレクトリサービスで組織属性 (デフォルトで "o") が DIV1 に設定されているすべてのユーザーが DIV1 組織のメンバーです。

組織参加者は、そのプリンシパルを作成したコンテキストに関連付けられます。「参加者管理」では、現在のコンテキストまたはサイトコンテキストで作成した組織参加者にのみアクセスできます。組織参加者は、組織識別子 (CAGE コード、DUNS 番号など)、コンテキストオーナーシップ、およびサプライヤ管理アクティビティのサプライヤを定義するために使用します。

各 Windchill 組織参加者は、組織名、組織の Windchill ドメイン、および参加者を無効にするときに設定される管理フラグを保持します。