フォルダの場所フィールドでの制約アルゴリズムの使用
Windchill のユーザーインタフェースで、ユーザーがフォルダパスを選択する際に表示するフォルダの場所オプションを制御するには、folder.id 属性の AttrConstraints タグに複数の制約アルゴリズムを組み合わせて指定します。
フォルダの場所には以下のオプションがあります。
• GetServerPreGeneratedValue アルゴリズムを指定して、読み取り専用の事前生成された値として場所を表示します。この場合、folder.id 属性で設定したデフォルト値が表示されます。
このオプションを単独で使用するには、GetImmutableConstraint アルゴリズムも指定します。以下に例を示します。
次のように表示されます。
この例では、folder.id 属性のデフォルト値は /GOLF_CART です。
• folder.id 属性のデフォルト値から自動生成された読み取り専用の値として場所を示すには、GetServerAssignedConstraint アルゴリズムを指定します。
このオプションを単独で使用するには、GetImmutableConstraint アルゴリズムも指定します。以下に例を示します。
次のように表示されます。
• ユーザーに場所を表示し、このフィールドに示されるフォルダの場所をそのまま使用するか、または別のフォルダを選択できるようにします。
フィールドに最初に表示されるフォルダの場所を決定するためのロジックは、ユーザーインタフェース内でユーザーがフォルダを選択できる場所をすべて考慮し、それぞれの状況に最も適した場所を提示します。たとえば、Design フォルダに関連付けられている「フォルダコンテンツ」テーブルでアイコンをクリックしてオブジェクトを作成する場合、フォルダの場所フィールドには、アイコンをクリックしたフォルダ (この場合は /GOLF_CART/Design) が表示されます。
空の制約アルゴリズムリストを指定する場合、このオプションを単独で使用できます。以下に例を示します。
<AttrConstraint id="folder.id"
algorithm="com.ptc.core.rule.server.impl.GatherAttributeConstraints"\>
次のように表示されます。
このオプションをほかのオプションと組み合わせて使用するには、GetServerAssignedConstraint アルゴリズムまたは GetServerPreGeneratedValue アルゴリズムを指定します。
| このオプションを表示するには、制約リストで GetImmutableConstraint アルゴリズムを指定しないでください。 |
フォルダの場所フィールドでサポートされているユーザーインタフェースオプションと、表示の作成に使用できる制約アルゴリズムの組み合わせを示す例については、「基本的なカスタマイズ」セクションの
場所を参照してください。
