ロギングとメッセージング
メッセージログは Windchill ESI サービスコンポーネントと Windchill EAI コンポーネントから表示できます。
Windchill ESI サービスは Windchill の log4j ベースのログ機能を使用して、各種メッセージのログを作成します。
Windchill ESI サービスを有効にして Windchill メソッドサーバーログにメッセージを書き込むには、次の手順に従います。
1. 次のファイルを表示し、修正します。
<wt_ホーム>/codebase/WEB-INF/log4jMethodServer.properties
2. ESI サービスのすべてのクラスのデバッグメッセージのログ機能を有効にするには、次のエントリを追加します。
logger.esi.name=com.ptc.windchill.esi
logger.esi.level=DEBUG
ESI サービスのすべてのクラスの全タイプのメッセージのログ機能を有効にするには、次のエントリを追加します。
logger.esi.name=com.ptc.windchill.esi
logger.esi.level=ALL
パッケージまたはクラスを指定してログを収集することもできます。たとえば、パッケージ com.ptc.windchill.esi.txn のすべてのクラスのデバッグメッセージのログ機能を有効にするには、次のように入力します。
logger.txn.name=com.ptc.windchill.esi.txn
logger.txn.level=DEBUG
クラス com.ptc.windchill.esi.svc.StandardESIService のすべてのタイプのメッセージ (デバッグ、情報、警告、トレースなど) のログ機能を有効にするには、次のように入力します。
logger.StandardESIService.name=com.ptc.windchill.esi.svc.StandardESIService
logger.StandardESIService.level=ALL
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ログ機能を完全に停止するには、関連するプロパティを「オフ」に設定します。たとえば、パッケージ com.ptc.windchill.esi.txn のすべてのクラスのログ収集を停止するには、次のように入力します。
logger.txn.name=com.ptc.windchill.esi.txn logger.txn.level=OFF
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実行中のメソッドサーバーインスタンスのログ機能を有効または無効にするには、次の手順に従います。
• windchill シェルで、次のコマンドを実行します。
◦ 有効にする場合: windchill wt.util.jmx.SetLogLevel -ms com.ptc.windchill.esi DEBUG
◦ 無効にする場合: windchill wt.util.jmx.SetLogLevel -ms com.ptc.windchill.esi
Windchill への応答メッセージ
Windchill Integration for MES は特定のリリースのトランザクションごとに、プライマリビジネスオブジェクトの PostResult メッセージを送信します。また、すべてのオブジェクト/操作/配布ターゲット (部品、BOM、ドキュメント、それらの関連付け、関連オブジェクトおよび関連付け、CN、製造オブジェクトおよびリソース) のサブトランザクション PostResult メッセージも送信します。ESIPostResult スキーマの Message フィールドは、オブジェクトのパブリッシングステータスに関する説明テキストを含む文字列フィールドであり、いくつかの情報が含まれています。PostResult スキーマの構造の詳細については、
Windchill ESI の実装を参照してください。
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これはデフォルトの動作であり、オープンループトランザクションに対応しています。クローズループトランザクションを設定するには、 Windchill Integration for MES の 「トランザクション」カテゴリで 「ポスト結果を有効化」プリファレンスを「いいえ」に設定し、データが Windchill Integration for MES配布ターゲットに到達した後に PostResult RPC が呼び出されないようにします。エクスポートしたデータを宛先 ERP システムに実際にパブリッシングするには、この設定のほかに多少のカスタマイズを行い、PostResult RPC を呼び出して Windchill でパブリッシングステータスを記録する必要があります。詳細については、 ERP コネクタの概要を参照してください。
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