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Update-Objects
説明
ディレクトリ内のオブジェクトの属性を更新します。
構文
<ie:webject name="Update-Objects" type="ACT">
<ie:param name="CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL" data="interval"/>
<ie:param name="CONNECTION_ATTEMPTS" data="attempts"/>
<ie:param name="DBUSER" data="dbuser_name"/>
<ie:param name="FIELD" data="attribute_name=value"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="group_name"/>
<ie:param name="INSTANCE" data="instance_name"/>
<ie:param name="MODIFICATION" data="[ADD | REPLACE | DELETE]"/>
<ie:param name="OBJECT" data="context_name"/>
<ie:param name="PASSWD" data="dbpassword"/>
</ie:webject>
パラメータ
必須
オプション
FIELD
CONNECTION_ATTEMPTS
INSTANCE
CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL
MODIFICATION
DBUSER
OBJECT
GROUP_OUT
PASSWD
CONNECTION_ATTEMPTS
エラーを返す前にアダプタの接続の確立を試行する最大回数を定義します。デフォルト値は 1 です。このパラメータはオプションです。
複数の INSTANCE パラメータ値を指定する場合、CONNECTION_ATTEMPTS の値は、アダプタインスタンスのリストを繰り返す最大数を定義します。
CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL
接続の試行間の遅延時間を秒単位で定義します。デフォルト値は 60 秒です。このパラメータはオプションです。
複数の INSTANCE パラメータ値が指定されている場合、CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL の値は、アダプタインスタンスのリスト全体を繰り返す試行間の待機秒数を定義します。
DBUSER
データリポジトリへのログイン時に使用するユーザー ID を指定します。このパラメータが Webject で指定されている場合、この Webject の値が、アダプタ LDAP エントリ、または認証マッピング設定で指定されているいずれの値よりも優先されます。このパラメータが指定されていない場合、認証マッピング設定およびアダプタ LDAP エントリで指定する必要があります。資格証明マッピングの詳細については、資格証明マッピングのセクションを参照してください。
FIELD
ターゲットオブジェクトに設定する属性と関連する値を指定します。このパラメータの値では、大文字と小文字が区別されます。
このパラメータは、MODIFICATION パラメータとともに使用して、更新される属性を定義します。MODIFICATION の指定に応じて、以下のいずれかのフォーマットでこのパラメータを指定します。
MODIFICATION パラメータが ADD または REPLACE として指定されている場合、このパラメータを次のフォーマットで指定します。
attname=value
ここで、attname は属性名、value は属性値です。
MODIFICATION パラメータが DELETE として指定されている場合、このパラメータを上記のフォーマットで指定すると、ここで指定した属性値が属性から削除されます。
MODIFICATION パラメータが DELETE に設定されている場合、このパラメータを次のフォーマットで指定すると、属性全体が削除されます。
attname
ここで、attname は属性名です。
このパラメータは必須です。
GROUP_OUT
更新された操作によって検索される、オブジェクトセットの名前を指定します。このパラメータはオプションです。
INSTANCE
Webject を実行するアダプタの名前を指定します。アダプタ名は、Info*Engine 環境で使用するためにアダプタを設定する際に定義されます。このパラメータは必須です。
特定のアダプタを使用できない場合にほかのアダプタに接続できるように、このパラメータには複数の値を指定できます。Info*Engine は、決められた順番にアダプタへの接続を試みます。最初のアダプタが使用できない場合、次にリストされているアダプタへの接続が試行されます。これは接続が確立されるまで実行されます。リストされているどのアダプタとも接続できない場合は、エラーを返します。
このパラメータとともに、CONNECTION_ATTEMPTS と CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL の 2 つのパラメータを含めることができます。
MODIFICATION
FIELD パラメータで指定された属性および属性値に対する更新操作を指定します。有効な値は、ADD、REPLACE、および DELETE です。
ADD は、必要に応じて属性を作成して、FIELD パラメータで指定された属性値を追加します。
REPLACE は、必要に応じて属性を作成して、既存の属性値を FIELD パラメータで指定された属性値に置き換えます。
DELETE は、FIELD パラメータで指定された属性値をエントリから削除します。属性は複数の値を持つ場合があるので、属性全体または 1 つの値のいずれかが削除されます。FIELD パラメータで属性だけが指定されている場合は、属性全体が削除されます。
これは必須のパラメータです。
OBJECT
エントリのコンテキスト名を指定します。指定できるオブジェクトは 1 つのみです。複数のオブジェクトを指定した場合、最初のオブジェクトが使用され、残りのオブジェクトは無視されます。これはオプションのパラメータです。
PASSWD
データリポジトリへのログイン時に使用するパスワードを指定します。このパラメータが Webject で指定されている場合、この Webject の値が、アダプタ LDAP エントリ、または認証マッピング設定で指定されているいずれの値よりも優先されます。このパラメータが指定されていない場合、認証マッピング設定およびアダプタ LDAP エントリで指定する必要があります。資格証明マッピングの詳細については、資格証明マッピングのセクションを参照してください。
この例の Update-Object Webject は、適切なアダプタインスタンスと接続するように Info*Engine に指示します。システムとの接続が完了すると、指定されたオブジェクトの属性が "location" から "Pontiac" に変更されます。
<%@page language="java" session="false"%>
<%@taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core"
prefix="ie"%>
<ie:webject name="Update-Objects" type="ACT">
<ie:param name="INSTANCE" data="jndiAdapter"/>
<ie:param name="OBJECT"
data="uid=pperson,ou=People,o=organization.com"/>
<ie:param name="MODIFICATION" data="REPLACE"/>
<ie:param name="FIELD" data="location=Pontiac"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="update"/>
</ie:webject>
追加による更新の例
<%@page language="java" session="false"%>
<%@taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core"
prefix="ie"%>
<ie:webject name="Update-Objects" type="ACT">
<ie:param name="INSTANCE" data="jndiAdapter"/>
<ie:param name="OBJECT"
data="cn=Wes,ou=Sales,ou=dtr,o=aux,c=US"/>
<ie:param name="MODIFICATION" data="add"/>
<ie:param name="FIELD" data="sn=Shiminator"/>
<ie:param name="FIELD" data="sn=Shimano"/>
<ie:param name="FIELD" data="mail=junk"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="leaf_data"/>/
</ie:webject>
置換による更新の例
<%@page language="java" session="false"%>
<%@taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core"
prefix="ie"%>
<ie:webject name="Update-Objects" type="ACT">
<ie:param name="INSTANCE" data="jndiAdapter"/>
<ie:param name="OBJECT"
data="cn=Wes,ou=Sales,ou=dtr,o=aux,c=US"/>
<ie:param name="MODIFICATION" data="replace"/>
<ie:param name="FIELD" data="sn=Shimrep1st"/>
<ie:param name="FIELD" data="sn=Shimrep2nd"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="leaf_data"/>
</ie:webject>
削除による更新の例
<%@page language="java" session="false"%>
<%@taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core"
prefix="ie"%>
<ie:webject name="Update-Objects" type="ACT">
<ie:param name="INSTANCE" data="jndiAdapter"/>
<ie:param name="OBJECT"
data="cn=Wes,ou=Sales,ou=dtr,o=aux,c=US"/>
<ie:param name="MODIFICATION" data="delete"/>
<ie:param name="FIELD" data="sn=Shiminator"/>
<ie:param name="FIELD" data="sn=Shimano"/>
<ie:param name="FIELD" data="mail=junk"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="leaf_data"/>
</ie:webject>