Send-Blob-Stream

ディレクトリサービスからバイナリラージオブジェクト (BLOB) データを読み込み、ブラウザにストリームして戻します。データベース管理者は BLOB を使用して、画像ファイルやサウンドファイルなど、データベースに格納するブロック化された大容量ビットのデータを参照します。

<ie:webject name="Send-Blob-Stream" type="ACT">
<ie:param name="ATTRIBUTE" data="attribute_with_BLOB_data"/>
<ie:param name="CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL" data="interval"/>
<ie:param name="CONNECTION_ATTEMPTS" data="attempts"/>
<ie:param name="DBUSER" data="dbuser_name"/>
<ie:param name="INSTANCE" data="instance_name"/>
<ie:param name="MIMETYPE" data="attribute_with_mimetype"/>
<ie:param name="OBJECT" data="context_name"/>
<ie:param name="PASSWD" data="dbpassword"/>
</ie:webject>

必須	オプション
ATTRIBUTE	CONNECTION_ATTEMPTS
INSTANCE	CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL
MIMETYPE	DBUSER
OBJECT	PASSWD

検索された BLOB データを含むオブジェクトの、検索する属性を指定します。これは必須のパラメータです。

エラーを返す前にアダプタの接続の確立を試行する最大回数を定義します。デフォルト値は 1 です。このパラメータはオプションです。

複数の INSTANCE パラメータ値を指定する場合、CONNECTION_ATTEMPTS の値は、アダプタインスタンスのリストを繰り返す最大数を定義します。

接続の試行間の遅延時間を秒単位で定義します。デフォルト値は 60 秒です。このパラメータはオプションです。

複数の INSTANCE パラメータ値が指定されている場合、CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL の値は、アダプタインスタンスのリスト全体を繰り返す試行間の待機秒数を定義します。

データリポジトリへのログイン時に使用するユーザー ID を指定します。このパラメータが Webject で指定されている場合、この Webject の値が、アダプタ LDAP エントリ、または認証マッピング設定で指定されているいずれの値よりも優先されます。このパラメータが指定されていない場合、認証マッピング設定およびアダプタ LDAP エントリで指定する必要があります。資格証明マッピングの詳細については、資格証明マッピングのセクションを参照してください。

Webject を実行するアダプタの名前を指定します。アダプタ名は、Info*Engine 環境で使用するためにアダプタを設定する際に定義されます。このパラメータは必須です。

特定のアダプタを使用できない場合にほかのアダプタに接続できるように、このパラメータには複数の値を指定できます。Info*Engine は、決められた順番にアダプタへの接続を試みます。最初のアダプタが使用できない場合、次にリストされているアダプタへの接続が試行されます。これは接続が確立されるまで実行されます。リストされているどのアダプタとも接続できない場合は、エラーを返します。

このパラメータとともに、CONNECTION_ATTEMPTS と CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL の 2 つのパラメータを含めることができます。

MIMETYPE を持つ属性の名前を説明します。文字列を一重引用符で囲むと、この入力した文字列がデータの正確な MIMETYPE として使用されます。

引用符で囲まない場合、文字列は MIMETYPE を含む属性を表します。これは必須のパラメータです。

エントリのコンテキスト名を指定します。指定できるオブジェクトは 1 つのみです。複数のオブジェクトを指定した場合、最初のオブジェクトが使用され、残りのオブジェクトは無視されます。これはオプションのパラメータです。

データリポジトリへのログイン時に使用するパスワードを指定します。このパラメータが Webject で指定されている場合、この Webject の値が、アダプタ LDAP エントリ、または認証マッピング設定で指定されているいずれの値よりも優先されます。このパラメータが指定されていない場合、認証マッピング設定およびアダプタ LDAP エントリで指定する必要があります。資格証明マッピングの詳細については、資格証明マッピングのセクションを参照してください。

この例の Send-Blob-Stream Webject は、適切なアダプタインスタンスと接続するように Info*Engine に指示します。システムとの接続が完了すると、指定されたオブジェクトに保存されたバイナリデータは、ブラウザにストリームして戻されます。

<%@page language="java" session="false"%>
<%@taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core"
prefix="ie"%>
<ie:webject name="Send-Blob-Stream" TYPE="ACT">
<ie:param name="INSTANCE" data="jndiAdapter"/>
<ie:param name="OBJECT"
data="uid=pperson,ou=people,o=organization.com"/>
<ie:param name="MIMETYPE" data="'image/gif'"/>
<ie:param name="ATTRIBUTE" data="people_person"/>
</ie:webject>