Info*Engine Web サービスのツーリングの使用
これは、Web サービス用の Info*Engine ツーリングの構成の基本的な概要です。ここでは、ツールがあるロケーションを示し、ツールの用途について説明します。ツールの実際の使用方法については、後で詳しく説明します。
用意されているツーリングは、以下のロケーションにある Apache Ant を使用して有効にします。
<Windchill>/ant
ここで、<Windchill> は Info*Engine のインストールディレクトリです。
ツーリングは、Windchill シェルから実行されることを前提としています。その場合は、ant コマンドがパスにすでに含まれています。
Web サービスを展開するための Apache Ant 構築ツールが含まれているディレクトリは <Windchill>/bin/adminTools/WebServices であり、これには以下のものが含まれています。
• build.xml
Web サービスを展開し、セキュリティポリシーに関連付けるために使用される主要な Apache Ant ビルドスクリプト。
• security.properties
Web サービスを展開するときに使用されるセキュリティ関連のコンフィギュレーション情報が含まれているプロパティファイル。このファイルには、使用するセキュリティポリシー、サーバー側のトラストストアとキーストアのコンフィギュレーション、およびその他の展開時に使用されるポリシー固有のコンフィギュレーション (必要な場合) が含まれています。
• new-project.xml
新しい Apache Ant プロジェクトを生成するために使用される Apache Ant ビルドスクリプト。これらのプロジェクトは、新しい Web サービスまたは Web サービスクライアントを構築または展開するために使用されます。
• xslt/
build.xml によって Web サービスの展開中に使用される XSL ドキュメントが含まれているサブディレクトリ。
• client/
クライアント側のセキュリティコンフィギュレーションのプロパティが含まれているサブディレクトリ。
• client/security.properties
クライアント側のセキュリティコンフィギュレーション (トラストストアとキーストアのコンフィギュレーション情報)。
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トラストストアおよびキーストアに指定されるパスは、クライアントマシンでこれらのファイルが常駐する、対応するロケーションに固有である必要があります。これらのパスは、セキュリティ展開記述子に含まれており、設定することはできません。
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• common/
Web サービスプロジェクト共通の Apache Ant フレームワークが含まれているサブディレクトリ。
これらの構築ツールのうち、クライアントとサーバーのセキュリティコンフィギュレーションを指定するには、security.properties ファイルを編集します。必要に応じて、作成するクライアントとサーバーのペアごとにこれらのファイルのコピーを作成できます。
必要な変更を識別するためには、Web サービスプロジェクトの例のルートである <Windchill>/prog_examples/jws ディレクトリにある例を使用できます。各プロジェクトは、new-project.xml スクリプトを使用して生成および開発されます。このディレクトリには、クライアントおよびサーバーのキーストアとトラストストアのペアを生成するために使用できる jws-stores.xml Apache Ant ビルドスクリプトも含まれています。jws-stores.xml スクリプトでは、OpenSSO を使用してクライアントおよびサーバーの自己署名証明書が生成されます。このスクリプトは、独自のトラストストアとキーストアを構築する方法を示す例として使用されることを目的としています。
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生成された自己署名証明書ではなく独自の証明書を使用してください。
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