Display Webject と JSP ページ
Info*Engine の Display Webject を使用すると、Info*Engine とそのアダプタによって収集および操作された情報を素早く表示できます。Display Webject は、webject タグの type 属性で DSP によって指定されます。たとえば、前述の DisplayTable.jsp ページには以下の webject タグが含まれています。
<ie:webject name="Display-Table" type="DSP"/>
webject タグの type 属性が “DSP” に設定されています。これは、Display-Table Webject が Display Webject であることを示しています。この場合、Webject はパラメータを要求しないので、使用する webject タグ構文にはタグを終了するための /> 文字だけが必要です。
Web ブラウザに情報を表示するには、HTML の表示要素と HTML 用に特化された Display Webject を組み合わせます。これらの Webject を使用すると、生成されたデータを以下のフォーマットで表示できます。
表示フォーマット
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Webject
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HTML テーブル
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Display-Table
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HTML フォーム要素
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Display-Selection
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チェックボックス、ラジオボタン、テキストボックスなどの HTML 要素
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Display-Value
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作成者が指定した HTML コーディング
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Display-Object
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HTML を利用する Webject をコーディングする場合は、すべての HTML タグと Webject を以下の HTML タグ内にネストする必要があります。
<html>
<body>
:
:
</body>
</html>
上記の表に記載されている一般的な Display Webject に加えて、以下の操作を実行できる HTML 用 Webject もあります。
• データへの XSL スタイルシートの適用
• XML タグでコーディングされたデータの表示
• ローカライズされたテキストの提供
前述の
DisplayTable.jsp ページの例は、Display-Table Webject の使用方法の 1 つを示しています。すべての Display Webject の説明については、
Display Webject リファレンスを参照してください。以下の各セクションで示されている例でも Display Webject が使用されています。