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オブジェクト属性の一括更新の設定
「製造オブジェクトを一括更新」操作を使用して更新可能な属性を制御するには、以下のファイルで許可するオブジェクトタイプとオブジェクト属性を指定する必要があります。
WT_HOME/codebase/com/ptc/windchill/mpml/xconfs/mpmlink.wt.properties.xconf
許可するタイプを指定
<Property name="massUpdate.AllowedTypes" default="WCTYPE|<タイプ 1 の内部名>,WCTYPE|<タイプ 2 の内部名>"/>
以下に例を示します。
<Property name="massUpdate.AllowedTypes" default="WCTYPE|wt.part.WTPart,WCTYPE|wt.doc.WTDocument"/>
* 
各タイプのサブタイプはタイプを指定したときに含まれるので指定する必要はありません。
同様に、以下のプロパティを設定することで、「製造オブジェクトを一括更新」の使用時に更新できないオブジェクトタイプを指定できます。
<Property name="massUpdate.ExcludedTypes" default="WCTYPE|<タイプ 1 の内部名>,WCTYPE|<タイプ 2 の内部名>"/>
許可する属性を指定
<Property name="massUpdate.Attribute.WCTYPE|<タイプの内部名>" default="<属性 1 の内部名>,<属性 2 の内部名>"/>
以下に例を示します。
<Property name="massUpdate.Attribute.WCTYPE|wt.part.WTPart" default="supplier,location,category"/>
* 
ここで指定するタイプがプロパティ massUpdate.AllowedTypes に含まれていることを確認してください。
デフォルトプロパティ
以下のテーブルには、さまざまなオブジェクトタイプに定義されている属性の「製造オブジェクトを一括更新」を設定する、mpmlink.wt.properties.xconf ファイル内の各プロパティが表示されています。これらのプロパティは必要に応じて編集できます。
プロパティ
説明
<Property name="massUpdate.Attribute.WCTYPE|wt.part.WTPart"
default="partType,source,defaultUnit,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
部品および部品のサブタイプの指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは「組立区分」、「ソース」、「デフォルト単位」、およびすべての IBA が指定されています。
<Property name="massUpdate.Attribute.WCTYPE|wt.doc.WTDocument"
default="ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
ドキュメントの指定した属性の更新を有効にします。このプロパティではすべての IBA が指定されています。
<Property name="massUpdate.Attribute.WCTYPE|wt.epm.EPMDocument"
default="ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
CAD ドキュメントの指定した属性の更新を有効にします。このプロパティではすべての IBA が指定されています。
<Property name=
"massUpdate.Attribute.WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
default="baseUnitOfMeasure,category,lot,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
プロセス計画の指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは「単位」、「カテゴリ」、「プロセス計画の数量」、およびすべての IBA が指定されています。
<Property name=
"massUpdate.Attribute.WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.processplan.sequence.MPMSequence"
default="baseUnitOfMeasure,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
シーケンスの指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは「単位」およびすべての IBA が指定されています。
<Property name="massUpdate.Attribute.WCTYPE|
com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"
default="baseUnitOfMeasure,category,erpSubOperationPublished,erpValidationCode,
inspectionInterval,inspectionNeeded,outSourced,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
オペレーションの指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは、「単位」、「カテゴリ」、「ERP サブオペレーションパブリッシング済み」、「ERP 検証コード」、「検査の間隔」、「検査が必要」、「外注済み」、およびすべての IBA が指定されています。
<Property name=
"massUpdate.Attribute.WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.resource.MPMWorkCenter"
default="defaultUnit,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
作業拠点の指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは「デフォルト単位」およびすべての IBA が指定されています。
<Property name=
"massUpdate.Attribute.WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.resource.MPMSkill"
default="defaultUnit,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
技能の指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは「デフォルト単位」およびすべての IBA が指定されています。
<Property name=
"massUpdate.Attribute.WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.resource.MPMTooling"
default="defaultUnit,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
工具の指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは「デフォルト単位」およびすべての IBA が指定されています。
<Property name=
"massUpdate.Attribute.WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.resource.MPMProcessMaterial"
default="defaultUnit,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
加工材料の指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは「デフォルト単位」およびすべての IBA が指定されています。
<Property name=
"massUpdate.Attribute.WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.mfgprocess.MPMMfgProcess"
default="category,ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES"/>
製造能力の指定した属性の更新を有効にします。このプロパティでは「カテゴリ」およびすべての IBA が指定されています。
一括更新のログを有効にするには、以下の手順を実行します。
1. WT_HOME/codebase/WEB-INF/log4jMethodServer.properties ファイルを開きます。
2. このファイルに以下の行を追加します。
logger.massupdate.name=com.ptc.windchill.massupdate
logger.massupdate.level=INFO