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孤立したプラントデータオブジェクトのリンク
プラントデータオブジェクトは、以下の状況で孤立します。
部品の作業版数またはリビジョンの削除
部品の作業版数を削除すると、この作業版数に関連付けられているプラントデータオブジェクトが孤立します。アソシエティビティを提供するため、孤立したプラントデータオブジェクトと、同じ部品リビジョンの以前の作業版数との間にリンクが作成されます。削除した部品の作業版数が新規リビジョンに属している場合、孤立したプラントデータオブジェクトは、部品の以前のリビジョンにリンクされます。
ただし、削除した作業版数と、関連付けられているプラントデータオブジェクトが新規リビジョンに属している場合、孤立したオブジェクトは部品にリンクされません。孤立したオブジェクトは自動的に削除されます。
次の例を考えてみます。
この例は、以下のシナリオを示しています。
部品 1 C.1 が削除されると、プラント 1 D.1 が孤立します。プラント 1 D.1 と部品 1 C.1 の両方が新規リビジョンに属します。したがって、孤立したオブジェクトを部品に関連付けるリンクは作成されません。プラント 1 D.1 は自動的に削除されます。
部品 1 B.2 が削除されると、プラント 1 C.1 が孤立します。プラント 1 C リビジョンは部品 1 B リビジョンに関連付けられます。したがって、孤立したプラント 1 C.1 作業版数を部品 1 B.1 作業版数に関連付けるリンクが作成されます。
部品とプラントデータオブジェクトとの間にあるリンクの削除
部品と、プラントデータオブジェクトの最新作業版数との間にあるリンクを削除すると、その作業版数は孤立し、システムから除去されます。
次の例を考えてみます。
この例では、ユーザーが部品 1 B.2 とプラント 1 C.1 との間にあるリンクを除去しています。プラント 1 C.1 は最新の作業版数であるため、自動的に削除されます。