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ローダーからの拡張データと部門データの作成
各部品に、タイプが異なるプラントデータオブジェクトを複数作成できますが、エンタープライズデータオブジェクトは 1 つだけ作成できます。また、プラントデータオブジェクトごとに、タイプが同じである、またはタイプが異なる複数の部門データオブジェクトを作成できます。これらのオブジェクトを作成する際には、エンタープライズデータに設定されているプリファレンスが適用されます。プリファレンスの詳細については、MPMLink でのプリファレンスを参照してください。
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Windchill 管理者の権限を持つユーザーだけが、エンタープライズデータオブジェクトと部門データオブジェクトを作成できます。
開始する前に、ローダーを使用してエンタープライズデータオブジェクトと部門データオブジェクトを作成する際に適用される前提条件を読んでおいてください。詳細については、オブジェクトを読み込むための前提条件を参照してください。
ロードファイルの設定
ロードファイルの構造と、データオブジェクトを作成するためにこのファイルを設定するステップの概要を次に示します。
1. 部門データオブジェクトの自動作成を無効にします。エレメント DisableAutoCreationOfPFD を使用します。
部門データオブジェクトの自動作成が無効になっていない場合、プリファレンス「部門データを自動的に作成」に設定されている値が考慮されます。オブジェクトを作成する際にこのプリファレンスの値を無視するには、このプリファレンスに設定されている値とは関係なく自動作成を無効にする必要があります。この操作ではこのプリファレンスの値は修正されません。
このステップはロードファイルを使用してプラントデータオブジェクトと部門データオブジェクトを作成する場合にのみ適用されます。既存のプラントデータオブジェクトに部門データオブジェクトを作成する場合には、このステップを省略します。
2. 部品をサーチします。エレメント BeginSearchPart を使用します。
エンタープライズデータオブジェクトと部門データオブジェクトを作成する部品の詳細を指定します。ロードファイルの解析中に、次の属性に基づいて関連部品がシステム内で識別されます。
部品番号
組織名
バージョン
作業版数
ビュー
バリエーション
3. エンタープライズデータオブジェクトを作成します。エレメント BeginEnterpriseData を使用します。
作成するエンタープライズオブジェクトまたはプラント特有のオブジェクトについて次の詳細を指定します。
バージョン
作業版数
ビュー。ビューの詳細は、プラントデータオブジェクトを作成する場合にのみ指定します。
ライフサイクル
ライフサイクル状態
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ロードファイルで指定されているバージョンまたは作業版数および wt.properties.xconf ファイルで指定されているチェックアウトステータスに基づいて、オブジェクトが作成されるか作業版数が適用されます。詳細については、オブジェクト読み込みのためのチェックアウトフラグを参照してください。
バージョンを指定するか、バージョンと作業版数の両方を指定できます。作業版数を指定する場合、バージョンは必須です。何も指定されておらず、チェックアウトフラグが False に設定されている場合、最新のリビジョンの最新の作業版数が更新されます。
ライフサイクルは、ロードファイルで指定されていない場合、オブジェクトから派生します。
プラント特有のオブジェクトをファントムオブジェクトとして指定するかどうかを指定します。エレメント csvphantom を使用します。
Trueyes、または 1 はファントム属性を示します。
エンタープライズデータオブジェクトの属性を指定します。エレメント ExtAddEffData および IBAValue を使用します。
複数のデフォルト属性とカスタム属性を定義できます。さらに、日付、ロット、シリアル番号などの複数のエフェクティビティをオブジェクトに設定できます。属性がすでに存在する場合、ここで指定した値によって属性値が更新されます。
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日付属性を指定するとき、YYYY/MM/DD HH:MM:SS というフォーマットを使用します。たとえば、2019/07/30 15:32:12 などです。
4. プラントデータオブジェクトのコンテキストで、部門データオブジェクトを作成します。エレメント BeginPlantFunctionalData を使用します。
部門データオブジェクトを作成するために、以下の詳細を必要に応じて指定します。
バージョン
作業版数
ライフサイクル
ライフサイクル状態
タイプ: ソフトタイプの内部名を指定します。
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ロードファイルで指定されているバージョンまたは作業版数および wt.properties.xconf ファイルで指定されているチェックアウトステータスに基づいて、オブジェクトが作成されるか作業版数が適用されます。詳細については、オブジェクト読み込みのためのチェックアウトフラグを参照してください。
バージョンを指定するか、バージョンと作業版数の両方を指定できます。作業版数を指定する場合、バージョンは必須です。何も指定されておらず、チェックアウトフラグが False に設定されている場合、最新のリビジョンの最新の作業版数が更新されます。
ライフサイクルは、ロードファイルで指定されていない場合、オブジェクトから派生します。
部門データオブジェクトの属性を指定します。エレメント ExtAddEffData および IBAValue を使用します。
複数のデフォルト属性とカスタム属性を定義できます。さらに、日付、ロット、シリアル番号などの複数のエフェクティビティをオブジェクトに設定できます。属性がすでに存在する場合、ここで指定した値によって属性値が更新されます。
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日付属性を指定するとき、YYYY/MM/DD HH:MM:SS というフォーマットを使用します。たとえば、2019/07/30 15:32:12 などです。
プラントデータオブジェクトの同じインスタンスに対して、同じタイプの複数の部門データオブジェクトを作成する場合は、一意の共通属性値のセットを指定します。エレメント csvalternate1csvalternate2、および csvcategory を使用します。既成では、これらのエレメントは、それぞれサプライチェーン、場所、およびカテゴリ属性を表します。
5. 部門データオブジェクトの自動作成を有効にします。エレメント EnableAutoCreationOfPFD を使用します。
部門データオブジェクトの自動作成を有効にして、ロードファイルで指定されている詳細に基づいてオブジェクトの作成を開始できるようになりました。このステップでは、プリファレンス「部門データを自動的に作成」に設定されている値は修正されません。
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メソッドサーバーのデフォルトの Java ヒープサイズを 8 GB に設定することをお勧めします。各ロードファイルのサイズが 300 MB を超えることはできません。
ロードファイルのアップロード
ロードファイルを作成した後で、次のコマンドを使用してこのファイルを Windchill にアップロードできます: windchill wt.load.LoadFromFile -u<管理者ユーザー名>-p<管理者パスワード>-d<ロードファイルの場所>-CONT_PATH<"製品コンテナのコンテナパス">
例: windchill wt.load.LoadFromFile -uwcadmin-pwcadmin-d/vagrant/temp/Sample/SampleLoadWTPart.xml-CONT_PATH"/wt.inf.container.OrgContainer=Demo Organization/wt.pdmlink.PDMLinkProduct=TestProduct"
メソッドサーバーで、正常に読み込まれたすべてのオブジェクトのログが表示されます。読み込み中に発生した問題があればそれも表示されます。
部門データオブジェクトを一意に識別する属性は、ビュー、オブジェクトタイプ、サプライチェーン、場所、カテゴリの順に表示されます。たとえば、PlantMfg, Purchasing, 003, 001, Quality などです。