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変更通知 (CN) に関する問題の特定
このセクションでは、変更通知に関する一般的な問題とその原因について説明します。一般的な問題のリストは以下のとおりです。これらのリンクをクリックすると、発生した問題に関する情報に直接アクセスできます。問題が以下のリストにない場合、または指示どおりに対策を講じても問題を完全に解決できない場合は、システム管理者に連絡してください。
変更通知を作成できない
SAP 内の変更通知に 01/01/3001 というエフェクティビティ日付が表示されており、アクティブになっている
SAP の変更通知にはすべての部品が示されるが、ESTarget のプラントには示されない
変更通知の作成オペレーションは成功したようにみえるのに、警告メッセージ (40316) が表示される
変更通知を作成できない
以下の原因が考えられます。
属性が無効か、またはない。
日付の形式が間違っている。
部品に割り当てられている ESITarget のプラントが間違っているか、無効である。
ユーザーが SAP で違う ESITarget のプラントを表示している。
SAP 内の変更通知に 01/01/3001 というエフェクティビティ日付が表示されており、アクティブになっている
Windchill ESIでは、複数のステップで SAP に変更通知が作成されます。まず、ステップで「01/01/3001」という一時的なエフェクティビティ日を設定し、その後のステップで正しい日付に更新します。Windchill のユーザーが変更通知に無効な部品を追加しようとしたため、変更通知作成の途中で Windchill ESI による処理が失敗し、「01/01/3001」という一時的なエフェクティビティ日が残ってしまったと考えられます。
SAP の変更通知にはすべての部品が示されるが、ESTarget のプラントには示されない
Windchill ESIでは最初に、変更通知に材料を追加し、次に ESITarget のプラントの材料を作成または変更します。プロセス実行中に Windchill ESI が失敗した可能性があります。
変更通知の作成オペレーションは成功したようにみえるのに、警告メッセージ (40316) が表示される
Windchill Enterprise Systems のトランザクションログでは変更通知の作成オペレーションが成功したようにみえるのに、警告メッセージ (40316) が表示される
40316: SAP CCAP_CN_CREATE が機能エラーを返しました: 変更通知がすでに存在していると仮定して、変更通知の処理を続行します
SAP の変更通知はプラント別ではないので、同じ SAP システムおよびクライアント内の複数の ESITarget のプラントに変更通知を送ると、Windchill ESI によって、SAP にメッセージが重複して送信されます。このメッセージは無視しても問題ありません。