Windchill ESI の機能
Windchill ESI の主な機能の一部を以下に挙げます。
• Windchill PDMLink ユーザーがさまざまなビジネスオブジェクトを Oracle Applications にパブリッシングできるようにします。
• Windchill PDMLink のインスタンスから Oracle Applications の 1 つ以上のインスタンスへのパブリッシングをサポートします。
• Oracle Applications から Windchill PDMLink 内に部品および BOM を作成したり、変更したりできます。
• Oracle Applications から Windchill PDMLink 内にプロセス計画やオペレーションなどの製造オブジェクトを作成したり、変更したりできます。
• Oracle Applications の変更通知 (CN) を Windchill PDMLink から作成できます。
• Windchill PDMLink から、すべての部品、BOM、変更通知、およびプロモーションリクエストについてのパブリッシング履歴を取り込みます。
• Windchill PDMLink の製造オブジェクト (プロセス計画とオペレーション) のパブリッシング履歴を把握します。
• より広範囲の機能に合わせて拡張や強化が可能なアーキテクチャの基盤を提供します。
• オプションセット情報は Windchill ESI 応答のみで提供され、既成の状態 (OOTB) ではオプションセットは SAP に含まれません。SAP でオプションセット情報を使用するには、Windchill ESI 応答で提供されるオプションセット情報をカスタマイズする必要があります。
用意されているデフォルトの機能は以下のとおりです。
• 新規または変更された部品、BOM、および変更通知 (CN) をパブリッシングする。
• 新規または変更されたプロセス計画およびオペレーションをパブリッシングする。
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ESI レスポンスで送信されるさまざまな製造オブジェクトのうち、EAI ソフトウェアコンポーネントで処理されるのはプロセス計画とオペレーションだけです。したがって、(加工材料、技能、ツーリングなどの) リソースとその関連付け (たとえば、オペレーションから消耗品リソースへのリンク) が送信された場合、EAI ビジネスロジックはその関連付けを作成しようと試みますが、リソース自体は無視されます。しかし、関連付けを正しく作成するには、リソースが Oracle Applications に事前に存在している必要があります。
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状態の変化は、オブジェクト内の変化と見なされ、その変化により、オブジェクト作業版数番号が変わらなくても、オブジェクトの再パブリッシングが可能になります。
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• 以下の方法を使用して、Windchill PDMLink 内からオブジェクトをパブリッシングします。
◦ サンプルワークフロー
◦ カスタマイズされたワークフロー
◦ Windchill PDMLink で使用可能なさまざまな機能のカスタム呼び出し
◦ オブジェクト情報ページを使用したアドホックオペレーション
Windchill ESI の技術的な概要