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Windchill への応答メッセージ
Windchill ESI EAI ソフトウェアコンポーネントは、すべてのオブジェクト/操作/組織 (部品、BOM、CN、プロセス計画などを含む) でサブトランザクション PostResult メッセージを送信します。ESIPostResult スキーマの Message フィールドは、オブジェクトのステータスに関する説明テキストが表示される文字列フィールドですPostResult スキーマの構造の詳細については、Windchill ESI の実装を参照してください。このフィールドには、いくつかの情報が自動的に入力されます。メッセージフィールドの構造については、以下の表で説明します。フィールドは、グローバル変数 ESIMessaging/Delimiter を使用して区切られています。デフォルトでは 2 本の縦線 (||) に設定されています。この区切り記号は、メッセージ文字列フィールド全体の前にも付加されます。この機能は、メッセージに指定された区切り記号を使用してソースアプリケーションでメッセージを動的に解析できるように用意されたものです。
ESIPostResult メッセージのコンポーネント
フィールド
説明
EAI Primary Message
EAI ソフトウェアコンポーネントによって生成されるテキストで、サブトランザクションのオブジェクト、操作、またはステータスを説明します。このテキストは、Windchill ESI レスポンス内のデータのロケール (com_infoengine_locale プロパティ) に基づいてローカライズされます (詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項またはWindchill ESI の実装を参照してください)。例: 「Received ESI Response」(ESI レスポンスを受信)
EAI Secondary Message
該当する場合、警告メッセージまたは機能関連の意思決定メッセージの有無をユーザーに示すテキスト。このテキストは EAI ソフトウェアコンポーネントによって生成されます。このテキストは、Windchill ESI レスポンス内のデータのロケール (com_infoengine_locale プロパティ) に基づいてローカライズされます (詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項またはWindchill ESI の実装を参照してください)。メッセージにこの情報を含めるには、グローバル変数 ESIMessaging/EAISecondary を有効にします。
Root Cause Analysis Message
該当する場合、エラーについて考えられる根本原因、またはエラーについての追加情報を得るためのヒントを示すテキスト。このテキストは EAI ソフトウェアコンポーネントによって生成されます。このテキストは、ESIResponse 内のデータのロケール (com_infoengine_locale プロパティ) に基づいてローカライズされます (詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項またはWindchill ESI の実装を参照してください)。メッセージにこの情報を含めるには、グローバル変数 ESIMessaging/RootCause を有効にします。
ERP Primary Message
該当する場合、ERP システムからのプライマリ API 返信メッセージ。
メッセージにこの情報を含めるには、グローバル変数 ESIMessaging/ERPPrimary を有効にします。
以下に例を示します。
IMPORT SUCCESS
ERP Secondary Message
該当する場合、ERP システムからのセカンダリ API 返信メッセージ。
各セカンダリ情報エントリは、セミコロンで区切られています。
メッセージにこの情報を含めるには、グローバル変数 ESIMessaging/ERPSecondary を有効にします。
EAI Additional Information
EAI コンポーネント (ERP 以外) からの関連情報。このテキストはローカライズされません (詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項またはWindchill ESI の実装を参照してください)。たとえば、エラーの場合、このフィールドにスタックトレースが格納されます。
Extra Information
カスタマイズ用の追加フィールド。
ログ作成とは異なり、Windchill への応答メッセージにはどのような場合にメッセージを送信するかを指定するフラグはありません。メッセージはオブジェクト、操作、または組織ごとに必ず送信する必要があります。ただし、Windchill PDMLink にどのようなメッセージを返すかを指定するフラグはあります。これらのフラグについては、以下の表で説明します。
応答メッセージフラグ
フラグ
説明
ESIMessaging/ERPPrimary
Windchill PDMLink への ERP プライマリ情報の応答を有効にします。
ESIMessaging/ERPSecondary
Windchill PDMLink への ERP セカンダリ情報の応答を有効にします。
ESIMessaging/RootCause
Windchill PDMLink への根本原因情報の応答を有効にします。
ESIMessaging/EAISecondary
Windchill PDMLink への機能関連の意志決定情報および警告情報の応答を有効にします。