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ログエントリのコンポーネント
以下の表では、ログエントリのコンポーネントについて順番に説明します。ログのフィールドはコンフィギュレーション可能な区切り記号で区切られています。デフォルトでは、区切り記号はコンマ (,) に設定されています。
フィールド
長さ
説明
Transaction Number
200
処理中の Windchill ESI トランザクション番号
Target
25
オブジェクトのパブリッシング先のターゲットを一意に識別します。フォーマットは以下のとおりです。
<Destination>,<TargetID>
ここで
<宛先> は、Windchill ESI 応答内の <トランザクション> エレメントの子として存在します。これは、<DSN> の形式で値をとります。ここで <DSN> (Oracle データソース名) は、Windchill で ORA タイプの配布ターゲットを作成するときに与えられる必須属性です。
<ターゲット_ID> は、<ターゲット番号>: <組織コード> の形式で値をとります。
ここで
<ターゲット番号> は、Windchill の配布ターゲットを表す ESITarget オブジェクトの番号属性です。
<組織コード> は、Oracle Applications の宛先と関連した組織名です。
たとえば、以下のターゲットは、Oracle Applications システム ORAPTCPROD の組織 V1 にパブリッシングされ、番号 PTC_1 を持つ ESITarget オブジェクトで表されるオブジェクトを示します。
ORAPTCPROD,PTC_1:V1
アプリケーション
1
メッセージを出力したアプリケーションを示します。詳細については、ログメッセージコードを参照してください。
Type
1
メッセージのタイプを示します。詳細については、ログメッセージコードを参照してください。
Severity
1
メッセージの重大度を示します。詳細については、ログメッセージコードを参照してください。
Message Code
5
一意のメッセージコード識別子。ローカライズされた適切なメッセージテキストへの相互参照キーとして使用されます。このフィールドは、Logging_Service を呼び出すとき、デベロッパまたはカスタマイザによってハードコード化されます。詳細については、メッセージコードを参照してください。
EAI Primary Message Text
メッセージの説明などの説明テキスト (メッセージコード (Message Code) に対応)。
このテキストは ESILog/Locale グローバル変数に基づいてローカライズされます (詳細についてはインターナショナリゼーションに関する検討事項を参照)。
例: 「Received ESI Response」(ESI レスポンスを受信)
Descriptive Text
説明テキスト。例: Object Number (オブジェクト番号)
Root Cause Analysis Message
エラーの根本原因を説明するテキスト、またはエラーについての詳細情報の参照先。
このテキストは ESILog\Locale グローバル変数に基づいてローカライズされます (詳細についてはインターナショナリゼーションに関する検討事項を参照)。
この情報は、グローバル変数 ESILog\RootCause を介してログに記録されます。詳細については、ログフラグを参照してください。
ERP Primary Message
300
該当する場合、ERP システムからのプライマリ API 返信メッセージ。
この情報は、グローバル変数 ESILog/ERPPrimary を介してログに記録されます。詳細については、ログフラグを参照してください。この情報はさまざまなメッセージタイプや重大度に適用されるため、ログに複数回記録されることがあります。
以下に例を示します。
IMPORT SUCCESS
ERP Secondary Message
300
該当する場合、ERP システムからのセカンダリ API 返信メッセージ。
各セカンダリ情報エントリは、セミコロンで区切られています。
この情報は、グローバル変数 ESILog/ERPSecondary を介してログに記録されます。詳細については、ログフラグを参照してください。この情報はさまざまなメッセージタイプや重大度に適用されるため、ログに複数回記録されることがあります。
EAI Additional Information
2500
EAI コンポーネント (ERP 以外) からの関連情報。このテキストはローカライズされません (詳細についてはインターナショナリゼーションに関する検討事項を参照)。この情報はさまざまなメッセージタイプや重大度に適用されるため、ログに複数回記録されることがあります。
たとえば、エラーの場合、このフィールドにスタックトレースが格納されます。
Extra Information
2500
カスタマイズ用の追加フィールド。