Windchill ESI の管理
Windchill ESI の管理には、次の一部または全部の設定および修正が含まれます。
• Windchill ESIプリファレンス
• 配布ターゲット属性
• Windchill リモートプロシージャ呼び出し (RPC) の定義
• TIBCO コンポーネント
Windchill ESI 管理者は、以下に説明する管理ユーティリティを使用して上記のタスクを実行します。
プリファレンス管理ユーティリティ
「プリファレンス管理」ユーティリティでは、ユーザーは表示やサーチのオプションなどのプリファレンスを表示し、設定することで、Windchill の操作性を向上させることができ、管理者は、プロジェクト、製品、組織など、さまざまなアプリケーションコンテキストでプリファレンスを表示し、設定することができます。
Windchill ESI プリファレンスは以下の 2 つの大きなカテゴリに分類されます。
• コンフィギュレーション可能なプリファレンス。これらのプリファレンスには、変更せずに標準の Windchill ESI 製品で使用するプリファレンスが含まれます。
• Windchill ESI のカスタマイズに使用するプリファレンス。これらのプリファレンスには、Windchill ESI をカスタマイズする場合のみ変更するプリファレンスが含まれます。Windchill ESI には多数のカスタマイズポイントがあり、さまざまなビジネスニーズに合わせてWindchill ESI 環境を変更したり拡張したりできます。詳細については、以下のガイドを参照してください。
◦ Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - Oracle Applications
◦ Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - SAP
「プリファレンス管理」ユーティリティの使用方法については、オンラインヘルプを参照してください。
配布を管理
このユーティリティにより、Windchill の配布ターゲット (実質的には ESITarget オブジェクト)の作成または編集ができます。配布ターゲット属性の詳細については、以下のガイドを参照してください。
• SAP 環境での Windchill ESI のインストールと設定
• Oracle Applications 環境での Windchill ESI の管理
Windchill 委任管理ユーティリティ
標準の Windchill ESI リモートプロシージャ呼び出し (RPC) の定義は、Windchill ESI のインストール時に作成されます。RPC の定義は、Info*Engine のインストール時に作成された LDAP ディレクトリに保存されます。環境をカスタマイズしないかぎり、通常は、Windchill ESI の標準 RPC 定義を修正する必要はありません。RPC 定義には、Info*Engine プロパティ管理ユーティリティまたは LDAP ブラウザを使用してアクセスできます。Windchill ESI のカスタマイズ方法については、以下のガイドを参照してください。
• Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - Oracle Applications
• Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - SAP
TIBCO ユーティリティ
TIBCO ソフトウェアで提供され、さまざまな管理タスクを実行するときに使用するユーティリティのリストを以下に示します。ユーティリティの詳細については、以下のガイドを参照してください。
• SAP 環境での Windchill ESI のインストールと設定
• Oracle Applications 環境での Windchill ESI の管理
ユーティリティ
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目的
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TIBCO EMS Administration ツール
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さまざまなユーザーの認証やアクセス許可の設定などのタスクの EMS キューを設定します。
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TIBCO Administrator
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セキュリティ管理と、プロセスおよびマシンの監視と管理をサポートします。TIBCO Administrator は以下のコンポーネントから構成されます。
• TIBCO Administration Server
• Web ベースの TIBCO Administrator グラフィカルユーザーインタフェース (GUI)。デフォルトの ESI EAR およびカスタマイズされた EAR の展開または展開の取り消しや、展開後には、展開したアプリケーションのプロセスアーカイブサービスおよびアダプタサービスの起動または停止を実行できます。
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TIBCO Designer
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以下の機能をサポートする GUI があります。
• 設計時のアダプタの設定
• 設計プロセス
• 公開の設定
• インテグレーションプロジェクトの展開
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