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JMS メッセージログの有効化
Windchill ESI インタフェースで交換されるすべてのメッセージを確認できるように、すべての JMS キューのログをオンにしておくと便利です。
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以下の手順を実行する前に JMS サーバーをシャットダウンし、キューのメッセージをすべてパージしてください。
1. 以下の手順に従ってサーバーでのログを有効にします。
a. <TIBCO_ホーム>/ems/<バージョン>/tibco/cfgmgmt/ems/data ディレクトリ内の tibemsd.conf ファイルを探し、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
b. ログに関連する以下のプロパティを探し、変更します。
プロパティ
説明
logfile
JMS ログファイルのパスと名前を指定します。
C:\tibco\jms\jms.log
logfile_max_size
循環させる前のログファイルの最大サイズを指定します。KB と MB で指定します。
1 MB
log_trace
ログファイルに記録する内容を指定します。指定可能なトレースオプションは以下のとおりです。
INFO、WARNING、ACL、LIMITS、SSL、SSL_DEBUG、ROUTE、ROUTE_DEBUG、ADMIN、RVADV、CONNECT、CONNECT_ERROR、PRODCONS、DEST
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DEFAULT という値を指定すると、INFO、WARNING、ACL、LIMITS、ROUTE、ADMIN、RVADV、CONNECT_ERROR が記録されます。プロパティの前に + または - を付けることによって、デフォルト設定に追加または除去できます。
log_trace= DEFAULT,-LIMITS, -ACL,+SSL,+ROUTE,+ROUTE_DEBUG
上記の設定の場合、デフォルトのログから LIMITS と ACL を外して、SSL、ROUTE、および ROUTE_DEBUG を追加しています。
console_trace
コンソールウィンドウに記録する内容を指定します。
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これはパフォーマンスに影響を与える場合があります。コンソールではなくファイルにログを記録してください。
値と例については、上記の log_trace を参照してください。
EMS サーバーの次回起動時にプロパティの変更が有効になります。
2. 各キューで記録する内容を指定します。
a. <Tibco_Home>/ems/<version>/tibco/cfgmgmt/ems/data ディレクトリ内の queues.conf ファイルを探し、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
b. トレースする各キューのプロパティリストに以下のいずれかのプロパティを追加します。各プロパティはコンマで区切ります。
プロパティ
説明
trace
メッセージがキューに入れられた時刻、キューにメッセージを送信したユーザー、メッセージがキューから取り出された時刻、キューからメッセージを受信したユーザーを記録します。
DataResponse キューのメッセージをトレースする場合は、queues.conf ファイルに以下の行を追加します。
SAP
com.ptc.windchill.esi.DataResponse.<ESISAPAdapter/SystemID>.<ESISAPAdapter/Client>secure,trace
Oracle
com.ptc.windchill.esi.DataResponse.<DSN> secure,trace
trace=body
trace プロパティで記録される全項目と JMS メッセージの実際の内容を記録します。
DataResponse キューをトレースし、JMS メッセージの実際の内容を収集する場合は、queues.conf ファイルに以下の行を追加します。
SAP
com.ptc.windchill.esi.DataResponse.<ESISAPAdapter/SystemID>.<ESISAPAdapter/Client>,trace=body
Oracle
com.ptc.windchill.esi.DataResponse.<DSN> ,trace=body
3. EMS サーバーを再起動します。
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EMS 管理ツールを使用してこれらの手順を実行することもできます。詳細については、TIBCO Enterprise Message Service User's Guide を参照してください。各コマンドの詳細情報は、管理ツールで "help" と入力して参照することもできます。