Windchill ESI グループへのユーザーの追加と役割のマッピング

Windchill ESI 管理者は、適切なタスクと電子メール通知を受信できるように、Windchill ESI ユーザーを作成して適切なグループに追加し、それらのグループを定義済みの役割にマッピングする必要があります。

インストール時、Windchill ESI によって固有のアクセス制御を持つ 2 つのグループが作成されます。また、Windchill ESI ワークフローに関連付けられた 2 つの役割を持つ ESI Team という名前のチームテンプレートも作成されます。これらの 2 つの役割は最初に、Windchill PDMLink 管理者グループに割り当てられます。

環境条件やビジネス条件に合わせて、ユーザーを異なるグループに割り当てたり、グループまたは個々のユーザーを役割にマッピングしたりすることもできます。

2 つの ESI チームテンプレート役割は、パブリッシングされているビジネスオブジェクトのチームインスタンスによって定義することもできます。これらの 1 つ以上の役割にすでに割り当てられているユーザーは、権限を保持し、ESI チームテンプレートで定義するユーザーがオーバーライドされます。たとえば、ユーザー A がビジネスオブジェクトのチームインスタンスによってグループ ESI 管理者に割り当てられ、ユーザー B が ESI Team テンプレートで同じ役割を割り当てられている場合は、ユーザー A のみがその役割に割り当てられている権限を保持し、ユーザー B に割り当てられている権限をオーバーライドします。

以下の表は、Windchill ESI グループ、ESI グループがマッピングされる ESI チームテンプレート役割、およびそれらの役割ごとに必要な最小アクセス許可を示します。

グループ

ESI チームテンプレート役割

必要な最小アクセス許可

ESI 管理者 (ESI Administrators)

変更管理者 III

• Windchill ESI の「サイト」または「組織」「ユーティリティ」ページからアクセスし、Enterprise Systems のトランザクション管理 UI からすべての Windchill PDMLink トランザクションを表示できる。

• 電子メール通知により Windchill PDMLink にログイン時にタスク割当を表示できる。

「サイト」タブから、Windchill ESIターゲットを作成したり、すべての Windchill ESI トランザクションを表示したりするには、ESI 管理者グループがサイト管理者グループのメンバーである必要があります。このグループの詳細については、基本的な管理機能のセクションを参照してください。

ESI 作成者 (ESI Authors)

エンジニア

電子メール通知により Windchill PDMLink にログイン時にタスク割当を表示できる。