変更プロセスの遷移の管理
変更通知をリリースする際、結果オブジェクトによってターゲット状態がさまざまに異なる場合があります。結果オブジェクトのリリースターゲットが変更通知のリリース時に設定された場合、結果オブジェクトはそのリリースターゲット遷移によって定義される状態になります。管理者は「ライフサイクルテンプレート管理」ユーティリティで遷移規則を設定することで、リリースターゲットの使用可能な状態を定義します。
変更のライフサイクル遷移には次のものがあります。
• 変更
• 生産リリース済み
• 陳腐化
これらの遷移にはライフサイクルの状態につき 1 つの状態だけが存在できます。
「ライフサイクルテンプレート管理」ユーティリティで、管理者は次の操作を実行できます。
• 各ライフサイクルテンプレートで定義されている変更タイプ遷移を確認する
• 定義されている変更タイプ遷移に遷移状態を追加する
• 変更タイプ遷移から遷移状態を除去する
• 設定されている変更遷移のリストから変更タイプ遷移を除去する
次に例を示します。
ある部品に「作業中」、「レビュー中」、「リリース済み」のライフサイクル状態があります。「リリース済み」状態に遷移する「レビュー中」状態に「変更」遷移が定義されています。この部品は現在リリース済み状態であり、変更タスクの「結果オブジェクト」テーブルに追加され、なんらかのエフェクティビティが指定されています。「リリース済み」状態で「変更」遷移が定義されている場合でも「変更」遷移であると見なされ、変更を処理できます。部品のライフサイクル状態は変化せず、「リリース済み」状態のままとなります。