変更管理サマリーレポートには、以下のものが含まれます。

特定の問題レポート、変更リクエスト、一時許可、変更通知、または変更レビューのサマリーレポートを表示するには、オブジェクトの情報ページにある「操作」リストから「サマリーレポートを表示」を選択します。

wt.properties ファイルのプロパティ com.ptc.windchill.changemgmt.reporting.system によって、レポートシステムが変更管理のサマリーレポートを生成する際に Jasper または Cognos のどちらを使用するかを指定します。Congnos を使用して変更管理サマリーレポートを生成するには、このプロパティを Cognos に設定します。Jasper を使用して変更管理サマリーレポートを生成するには、このプロパティを Jasper に設定します。wt.properties ファイルのプロパティの設定の詳細については、「xconfmanager ユーティリティについて」を参照してください。

各実装サマリーレポートには、そのオブジェクトから直接取得したフィールドが含まれます。この「添付資料」セクションにはフォーマットアイコンとファイル名が表示されます。ファイルコンテンツを開いてダウンロードできます。

レポートには、その変更に責任を持つユーザーの署名リストも含まれます。署名リストには、そのタスクに責任を持つユーザーの役割およびフルネーム、署名時の投票および署名日が含まれます。

「問題レポートのサマリーレポート」には、「名前」、「番号」、「カテゴリ」、「リクエスト発行者」、「作成日」、「状態」、「説明」などの、問題レポートから直接取得したフィールドが含まれます。関連変更および変更適用オブジェクトが存在する場合、「関連変更」および「変更適用オブジェクト」テーブルもこのレポートに含められます。

「変更リクエストのサマリーレポート」には、「名前」、「番号」、「カテゴリ」、「複雑度」、「作成者」、「作成日」、「解決日」、「要望日」、「状態」、「説明」、「提案されたソリューション」などの、変更リクエストから直接取得したフィールドが含まれます。関連変更および変更適用オブジェクトが存在する場合、「関連変更」テーブルと「変更適用オブジェクト」テーブルもこのレポートに含められます。

「一時許可のサマリーレポート」には、「名前」、「番号」、「カテゴリ」、「作成者」、「一時許可オーナー」、「作成日」、「状態」、「説明」などの、一時許可から直接取得したフィールドが含まれます。変更適用オブジェクトが存在する場合は、レポートに「変更適用オブジェクト」も含まれます。

「変更適用オブジェクト」テーブルのタイプ属性と番号属性は、「問題レポート」、「変更リクエスト」、および「一時許可」のローカルオブジェクトに加えて、リモートタイプの変更適用オブジェクトでもサポートされています。「変更適用オブジェクト」テーブルの「番号」コラムにあるリンクをクリックすると、Windchill 内のローカルオブジェクトとリモートシステム内のリモートタイプの変更適用オブジェクトの情報ページが開きます。

「変更通知のサマリーレポート」には、「名前」、「番号」、「複雑度」、「作成者」、「作成日」、「状態」、「説明」などの、変更通知から直接取得したフィールドが含まれます。また、「関連変更」、「変更のサマリー」、「意向」も含まれます。Windchill MPMLink がインストールされている場合は、部品および Windchill MPMLink オブジェクトに関連した部品表とドキュメントの間の差異もこのレポートに含まれます。「変更通知のサマリーレポート」の「変更のサマリー」セクションには、「変更」、「置換」、「削除」、「挿入」などの操作に関するビジュアルインシケータと変更インジケータアイコンが表示されます。ここには「コンポーネント番号」、「数量」、「単位」、「参照指定子」など、部品の関連情報が表示されます。

「変更レビューのサマリーレポート」には、「名前」、「番号」、「カテゴリ」、「作成日」、「解決日」、「状態」、「説明」、「説明 (サマリー)」、「要望日」、「注記」などの、変更レビューから直接取得したフィールドが含まれます。関連変更およびレビューオブジェクトが存在する場合、「関連変更」および「レビューオブジェクト」テーブルもこのレポートに含められます。