変更の要求
変更リクエストは、1 つ以上の関連問題レポートが変更管理者 I によって検証されたときに作成されます。変更リクエストの目的は、変更の正式な解析を記録することです。これには、提案されたソリューション、コスト解析、理由などが含まれます。変更リクエストに含まれる情報は、変更を実装するかどうかを決定するために使用されます。次の図は、変更リクエストプロセスの流れを示しています。
変更の要求
変更リクエストは問題レポートの情報ページから作成でき、2 つのオブジェクトは自動的にリンクされます。製品またはライブラリのフォルダ内から、変更リクエストを直接作成することもできます。
変更リクエストの作成者は、名前や説明などの重要な識別情報を入力します。変更リクエストには、カテゴリ、優先度、要望日、提案されたソリューション、関連コストなどを含めることもできます。添付資料は問題の明確化に役立ちます。
詳細については、
変更リクエストの作成を参照してください。
完成した変更リクエストは、検討および承認のためにワークフローにサブミットされます。
解析
変更管理者 I の役割を実行するメンバーは、変更リクエストの解析を担当します。変更リクエストのワークフローによって生成されたタスクは、変更管理者の「My タスク」テーブルに送信されます。タスクの情報ページには、指示と変更リクエストへのリンクが表示されます。変更管理者は、次の内容を決定できます。
• 詳細な解析および実装を続けます。
• 説明の補足または再割当のために変更リクエストを送り返します。
• 変更リクエストを却下してプロセスを終了します。
変更管理者が解析と実装の続行を決定した場合、変更リクエストは単純な変更または複雑な変更として分類されます。単純な変更は小規模で費用がかからず、影響も限られています。これらの変更では、これ以上のレビューと解析を行わずに、直接実装に進みます。ほとんどの変更は単純であるため、このファーストトラックのワークフローパスを進みます。複雑な変更は大規模で費用がかかり、重大な影響を与えます。これらの変更では、フルトラックのワークフローパスに進みます。
変更レビューの開催
フルトラックパスは、詳細な解析および理由を必要とし、変更レビュー会議によってオンラインまたはオフラインで承認されなければなりません。
• オフラインモードでは、変更管理者 I が、変更リクエストをレビューするための変更レビュー会議 (CRB) ミーティングをスケジュールします。変更管理者 I は、ミーティングの前に必要な解析が実行され、変更リクエストに記録されていることを確認しなければなりません。
• オンラインモードでは、CRB はオンラインでレビューを実施し、その観察事項を記録します。
変更リクエストの承認
変更レビュー会議では変更リクエストの情報を使用して、変更リクエストを却下または承認するか、追加の解析および補足説明のために差し戻しするかを決定します。変更リクエストが承認されると、変更の計画と変更通知の作成に進みます。