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タイプ定義の使用事例
階層情報を含むすべてのタイプ定義オブジェクトをまとめて交換できます。以下のオブジェクトの BAC 情報を個別に交換することもできます。
再利用可能な属性
測定数量
グローバル列挙
測定システム
次の表に、使用事例に基づいたタイプ定義オブジェクトのインポートとエクスポートに関する情報を示します。
使用事例
エクスポート
インポート
以下のスクリーンショットには、交換する BAC パッケージのサンプルが示されています。
この使用事例では、すべてのドキュメントタイプ定義が変更なしで交換されます。
すべてのタイプ定義がエクスポート用に収集されます。
LWCTypeDefinition オブジェクトの BAC 情報のみが交換されます。
タイプとそれに関連付けられているベース定義オブジェクトに関するすべての情報がフォルダにエクスポートされ、そのフォルダが BAC パッケージ zip にアーカイブされます。
すべてのオブジェクトが新規オブジェクトとしてインポートされます。
増分:
'ECAD Data' での属性変更。
'Minutes' でのレイアウト変更。
'ECAD Data' および 'Minutes' がエクスポート用に収集されます。
上記の BAC 情報がその祖先の BAC 情報とともに交換されます。
リストされているタイプとそれに関連付けられているベース定義オブジェクトに関してのみ、すべての情報がエクスポートされます。
更新操作のための既存のすべてのオブジェクトが識別され、それらのオブジェクトがインポートされます。
増分:
'General' タイプでのみ使用される属性 Attr1 が存在する場合、次の操作が行われます。
'General' タイプに存在する属性 Attr1 の関連付けを削除します。
再利用可能な属性 Attr1 を削除します。
'General' タイプ定義がエクスポート用に収集されます。
属性関連付けの削除はトラッキングされません。
読み込みが完了した後、'General' タイプ定義が更新されます。
'General' タイプに関連付けられている属性 Attr1 に関する情報が一時的な場所に読み込まれます。ユーザーは既存のメカニズムに基づいて手動で削除可能でなければなりません。
増分:
'Document' タイプで使用されている属性 EnumAttr1 に列挙制約が存在する場合、ソースシステムで次の操作が行われます。
列挙定義 EnumAttr1 に列挙エントリを追加します。
ベース定義オブジェクトの変更はトラッキングされないので、エクスポート対象のオブジェクトは選択されません。列挙定義の修正変更は 'Document' タイプ定義に直接影響しません。
データはインポートされません。
その制約がグローバル列挙に基づいたローカル列挙である場合、Document タイプが更新されます。
増分:
タイプ定義 'Reference Document' を削除します。
エクスポート用に収集されたレコードが 'Reference Document' タイプ定義によって削除されます。
削除処理中にターゲットシステムで 'Reference Document' タイプ定義が削除されます。
増分:
ソースシステムでタイプ名を 'MM Drawing' から 'Model Drawing' に変更します。
'Model Drawing' がエクスポート用に収集されます。
コラボレーション情報に基づいて 'MM Drawing' がサーチされます。検索中にターゲットシステムで名前変更が行われます。
タイプ名を変更するとその内部名も変わります。表示名のプロパティ値を変更できますが、これによって名前が変更されることはありません。
増分:
ターゲットシステムでタイプ名を 'MM Model' から 'Manager Model' に変更します。
ソースシステムで 'MM Model' の属性を修正します。
'MM Model' がエクスポート用に収集されます。
検索によって、名前が変更された後の Manager Model タイプがコラボレーション情報によって見つかります。コンフリクトと次の解決策がユーザーに返されます。
上書き - このタイプの名前が 'MM Model' に戻されます。
スキップ - 新しいタイプは作成されません。
増分: (ターゲットシステムで修正されたルートタイプ)
'Document' タイプを新しい属性でターゲットシステムに追加します。
ソースシステムで 'Plan' ソフトタイプを修正します。
'Plan' ソフトタイプは 'Document' BAC 情報とともに送信されます。
修正された 'Document' タイプについてのコンフリクトが返されます。そのコンフリクトの解決策は「スキップ」です。
* 
ルートタイプが交換されてターゲットシステムバージョンが上書きされるまでは、ソースシステムからターゲットシステムへの転送は行われません。これは、ターゲットシステムで修正された、子があるすべてのタイプに適用されます。
増分:
新しいソフトタイプ BACDocument を 'Document' タイプの下に追加します。
BACDocument が祖先情報とともにエクスポートされます。
BACDocument が新規オブジェクトとしてインポートされます。
増分:
ソフトタイプ 'Presentation' の WTDocument をターゲットシステムに作成します。
ソースシステムでソフトタイプ 'Presentation' を削除します。
'Presentation' 削除レコードが交換されます。
削除プロセス中のコンフリクトチェックによって、"使用先" オブジェクトが識別されます。コンフリクトと次の解決策が返されます。
選択的モードと開発モードでは「再試行」と「スキップ」。
同期化モードでは「再試行」。
増分: (削除と再作成)
タイプ 'Agenda' を削除します。
同じ内部名でタイプを再作成します。
新規の 'Agenda' タイプがエクスポート用に収集されます。
古い 'Agenda' タイプの削除レコードもエクスポート用に収集されます。
BAC 削除プロセッサがコラボレーション情報に基づいてサーチを実行し、ターゲットシステム内の既存の 'Agenda' を削除します。
新規の 'Agenda' タイプが作成されます。
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サンプル使用事例は具体例を示すことのみを目的としており、これらのタイプをシステムに読み込むことはできません。