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関連干渉検知レポートの使用
関連干渉検知レポートを使用して、生成された干渉を表示し確認します。次のタスクを実行できます。
レポートで見つかったすべての干渉を表示します。
見つかったすべての干渉の詳細を表示します。
干渉結果の属性を編集します。
2 つの干渉レポートの結果を比較します。
Creo View で干渉を開きます。
今後の操作のために異なるオブジェクトに干渉を割り当てます。
別の製品表現に既存の IDD を割り当てます。
干渉検知レポートの表示
干渉レポートは干渉検知定義 (IDD) のコンテキストからのみ表示できます。この手順に従って、IDD の干渉検知レポートを表示し、個々の干渉の情報を表示します。
1. これらを表示する前に、関連干渉テーブルを追加する必要があります。これがすでに完了している場合、ステップ 3 に進みます。IDD の「詳細」ページで、 を選択します。新しいタブが開きます。
2. 「カスタマイズ」 > 「関連オブジェクト」の順に選択し、次のオプションを選択します。
「関連干渉」テーブルを表示するには、「関連干渉」を選択します。
「関連干渉検知レポート」を表示するには、「関連干渉検知レポート」を選択します。
3. 「関連干渉検知レポート」テーブルから、調査するレポートを右クリックして「干渉検知レポートを表示」を選択します。「干渉検知レポートのコンテンツ」テーブルが開きます。
干渉検知レポートを Creo View で表示するには、 「Creo View で開く」を選択します。Windchill 属性はレポートに含まれています。属性の編集については、干渉結果の属性を編集します。を参照してください。
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干渉レポートを開くために使用したフィルタを変更した場合、Creo View に表示される構造が変更される可能性があります。
干渉の表示
干渉は IDD または部品の詳細ページから表示できます。干渉を IDD の詳細ページから表示した場合、干渉定義から生成されたレポートに関連するすべての干渉がテーブルに表示されます。干渉を部品のコンテキストから表示した場合、その部品が干渉部品の 1 つとなっているすべての干渉がレポートされます。フィルタを適用することで、テーブルに表示される干渉を調整できます。「関連干渉」というタイトルの下のフィルタを次のいずれかのオプションに設定します。
「この IDD のすべてのレポート」 - この IDD のすべてのレポートのすべての干渉を表示します。複数のレポートに含まれる干渉は最新レポートのコンテキストで表示されます。すべての IDD で使用できます (デフォルト)。
「この IDD の最新のレポート」 - この IDD の最新のレポートの干渉のみを表示します。すべての IDD で使用できます。
「共有グループのすべてのレポート」 - 共有 IDD のすべてのレポートのすべての干渉を表示します。複数のレポートに含まれる干渉は最新レポートのコンテキストで表示されます。共有 IDD にのみ使用できます。
「共有グループの最新のレポート」 - 共有 IDD 内の各 IDD の最新のレポートのすべての干渉を表示します。複数のレポートに含まれる干渉は最新レポートのコンテキストで表示されます。共有 IDD にのみ使用できます。
サムネイルまたは列の情報を表示して、干渉の詳細を調査できます。比較情報を持つ列は、その列のさまざまなカテゴリによって並べ替えることができます。列を並べ替える際には、列のすべてのインスタンスが並べ替えられますが、例外として、「共通の親のレベル」「タスク実施者」「割り当てられた干渉」、「精度」、「アイデンティティ」の場合、結果のページが一度に 1 つずつ並べ替えられます。
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1 ページに表示する行の数は「テーブル」 > 「サイズ上限」プリファレンスで設定します (デフォルト値は 2000)。
サムネイルとその情報を表示するには、 サムネイルにカーソルを合わせます。サムネイル情報の詳細については、ミニ情報ページを参照してください。
次の列を検査し並べ替えて、干渉を分析します。
干渉のステータス
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「ステータス」列には、IDD の前回実行時と比較した干渉のステータスが表示されます。
解決された干渉は、新しいレポートには表示されません。
共有 IDD からの干渉レポートを開くと、同じ共有のほかの IDD のほかのレポートにおけるその干渉のステータスに従って、干渉のステータスが更新されます。
非共有 IDD の場合、最新のレポートが削除されてもステータスの属性は元に戻らないので、情報が正確でないことがあります。
「新規」 - 干渉は以前に検出されませんでした。
「既存」 (アイコンなし) - 干渉は以前に検出されました。
「修正済み」 - 干渉部品どうしの相対的な位置が変更され、干渉部品の一方または両方に変更が加えられています。
「修正された部品」 - 干渉部品の一方または両方に変更が加えられています。
「修正された場所」 - 2 つの干渉部品どうしの相対的な位置が変更されています。
「新規であり、最新の干渉分析に存在」 - 干渉は以前に検出されておらず、最新の干渉分析に存在します。
「既存であり、最新の干渉分析に存在」 - 干渉は以前に検出され、最新の干渉分析に存在します。
「修正されており、最新の干渉分析に存在」 - 干渉部品どうしの相対的な位置が変更され、干渉部品の一方または両方に変更が加えられており、最新の干渉分析に干渉が存在します。
「修正された部品であり、最新の干渉分析に存在」 - 干渉部品の一方または両方に変更が加えられており、最新の干渉分析に干渉が存在します。
「修正された場所であり、最新の干渉分析に存在」 - 2 つの干渉部品どうしの相対的な位置が変更されており、最新の干渉分析に干渉が存在します。
関連干渉のオプション
説明
ステータス
前述の「干渉のステータス」を参照してください。
変更ステータス
は、干渉が変更プロセスに関連付けられていることを示します。
干渉サムネイルナビゲーション
アイコンにマウスカーソルを合わせると、サムネイルイメージが開かれます。
干渉タイプ
検知された干渉のタイプ。
クリアランス
接触
干渉
精度
干渉計算のモード。
「正確」精度モードの場合、シンボルは表示されません。
「おおよそ」精度の場合は ~ で示されます。
ID
オブジェクトの番号を示します。
レポート
干渉が検出されたレポートの名前が「関連干渉」および「割り当てられた干渉」テーブルに表示されます。
この列はデフォルトビューには表示されません。これはビューリストをカスタマイズウィンドウでアクティブ化できます。
名前
干渉を識別する一意の番号。これは、個別の干渉の識別子です。変更レポートに追加される場合など、干渉テーブルのすべてのコンテキストで不変です。
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Windchill 11.0 よりも前のバージョンで作成された干渉には、この名前属性がありません。
体積
検知された溶け込みの体積 (単位: 立方メートルなど)。
干渉の体積が計算されていない場合は、「使用不可」と表示されます。この表示が発生するのは、「おおよそ」モードに設定されていて体積が計算されない場合と、「正確」モードでいくつかのケースに該当していて、体積を計算できない場合です。
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接触とクリアランスの場合、ボリュームは計算されないので、このフィールドは空のままとなります。
最短距離
2 つの部品間に最小限必要なクリアランス距離。
重要度
次のように、最も高い重要度 (1) から最も低い重要度まで、干渉の相対的な重要度を示す 1 から N の整数。
重要度 1 は、ボリュームが最大の干渉を示します。
干渉ボリュームが小さくなるに従って整数の値は大きくなり、ボリュームが最小の干渉では値が K になります。
ボリュームが計算されていない干渉は、値が K+1 になります。
「ボリューム」列には「使用不可」と表示されます。
接触の場合はすべて、値が K+2 になります。
「ボリューム」列は空です。
「最短距離」が最小のクリアランスは値が K+3、次が K+4 となり、「最短距離」が最大のクリアランスになるまで増えます。
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干渉はいくつでも、同じ「重要度」の値を持つことができます。干渉ボリュームが同じであるか計算されていない場合にこれが発生します。
干渉ボリュームが計算されていない場合、「ボリューム」列に「使用不可」と表示されます。これは、「おおよそ」モードに設定されていてボリュームが計算されない場合に発生し、「正確」モードのいくつかのケースと「おおよそ」モードでボリュームを計算するよう設定されていても発生する場合があります。
Creo View 4.0 M010 より前のリリースで計算された干渉は以前の重要度の値を維持しますが、「該当せず」の代わりに「使用不可」と表示されます。
「カスタマイズ」テーブルで「ボリューム」「重要度」「使用不可」によってフィルタするには、「ボリューム mm²」「重要度」0 より小さい」に設定します。
ユーザーの重要度
チームでの作業の優先順位を決定するために使用できる、ユーザー定義の間隔値。1 つ以上の選択した干渉の「ユーザーの重要度」を表示したり、手動で編集したりできます。干渉に割り当てられた重要度に応じて干渉の並べ替えやフィルタリングをすることもできます。
説明
IDD の説明。
作成日
干渉が作成された日時。
最終検出日
この干渉が最後に検出された日時。新しい干渉の場合、このフィールドには「作成日」と同じ値が表示されます。
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非共有 IDD の場合、最新のレポートが削除されてもタイムスタンプの属性は元に戻らないので、情報が正確でないことがあります。
タスク実施者
アクティビティを担当するチームメンバー。
状態
オブジェクトの現在のライフサイクル状態を識別します。
共通の親のレベル
干渉をどの程度までネストするかを指定できます。共通の親のレベルが深いほど、干渉の解決が容易になります。
干渉の属性の編集
干渉結果のいくつかの属性を編集すると、チームメンバーにフィードバックを提供したり、タスクをチームメンバーに委任したりできます。編集されたこれらの属性は、Creo View で干渉レポートを開いたとき、干渉レポートに含まれています。
1. 以下のいずれかの方法を使用して、「編集」ウィンドウを開きます。
1 つ以上の干渉を選択し、右クリックして「編集」を選択します。
1 つ以上の干渉を選択し、「操作」 > 「編集」の順に選択します。
2. これらは編集可能な属性です。
タスク実施者 - アクティビティに割り当てられたユーザー。チームメンバーの割当の詳細については、参加者の選択を参照してください。
説明 - 干渉の説明が表示されます。
名前 - 干渉の名前が表示されます。最大 225 文字まで入力できます。
状態 - 干渉のライフサイクル状態が表示されます。
ユーザーの重要度 - 干渉に関連付けられた、ユーザー指定の整数値。
3. 「OK」をクリックします。
2 つの干渉検知レポートを比較するには
「関連干渉検知レポート」ページで、リストのチェックボックスをクリックして 2 つのレポートを選択し、右クリックして、「比較」を選択します。「干渉検知レポートの比較」テーブルが開きます。
サムネイルまたは列の情報を表示して、レポートを調査できます。比較情報を持つ列は、その列のさまざまなカテゴリによって並べ替えることができます。列を並べ替える際には、列のすべてのインスタンスが並べ替えられますが、例外として、「共通の親のレベル」「変更ステータス」「タスク実施者」「割り当てられた干渉」、「精度」、「アイデンティティ」 (両方) の場合、結果のページが一度に 1 つずつ並べ替えられます。
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1 ページに表示する行の数は「テーブル」 > 「サイズ上限」プリファレンスで設定します (デフォルト値は 2000)。
Creo View で干渉を開く
干渉を取り扱ういずれかのテーブルから干渉を 1 つ以上選択して、Creo View で開くことができます。
関連干渉
干渉検知レポートのコンテンツ
割り当てられた干渉
干渉検知レポートの比較
以下のいずれかの方法で、干渉を Creo View で開きます。
干渉を 1 つ以上選択し、右クリックして「Creo View で開く」を選択する。
干渉を 1 つ以上選択し、ツールバーの「Creo View で開く」を選択する。
干渉を 1 つ以上選択し、「操作」 > 「Creo View で開く」を選択する。
干渉レポートが Creo View で開かれます。選択した干渉は、下側のデータパネルの「干渉検知」枠で事前選択されています。
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選択したすべての干渉が、同一の干渉レポートに記載されます。
干渉をサムネイルナビゲータから開くこともできます。
「干渉検知レポートの比較」テーブルから Creo View を開くとき。
両方のレポートに存在している干渉を選択した場合、Creo View は比較の「干渉検知レポート 2」のコンテキストで干渉を開きます。
一方のレポートにのみ存在する干渉を選択した場合、Creo View はそのレポートで干渉を開きます。
両方のレポートに存在している干渉をいくつか選択し、1 番目または 2 番目のレポートにのみ存在している干渉をいくつか選択した場合、Creo View は干渉が共通しているレポートで干渉を開きます。
Creo View で干渉を確認する方法については、Creo View ヘルプセンターの「Creo View Client で Windchill のバッチ干渉属性を編集するには」を参照してください。
変更管理プロセスに干渉を追加するには
いずれかの干渉テーブルを起点として、これらの変更プロセスへと干渉を追加または変更するには、「クリップボード」を使用します。
New Change Request
New Problem Report
New Variance
New Change Task
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クリップボードの機能については、Windchill ヘルプの「クリップボード」ウィンドウを参照してください。
変更管理システムについては、Windchill ヘルプの変更管理についてを参照してください。
干渉を「クリップボード」に追加するには、「関連干渉」テーブルで、以下の手順に従います。
1. テーブルの 「編集」列で干渉にチェックマークを付け、右クリックメニューの 「選択項目をコピー」または「操作」 > 「選択項目をコピー」を選択します。
2. 「クイックリンク」 > 「クリップボード」の順に選択します。「クリップボード」ページが開きます。選択した干渉が「オブジェクトリスト」に表示されます。
干渉を変更プロセスに追加するには、以下の手順に従います。
1. 「関連干渉」テーブルで、干渉を選択します。
2. 「操作」 > 「新規」を選択し、いずれかの変更プロセスオプションを選択します。変更プロセスが開き、選択したオブジェクトが表示されます。
変更プロセスレポートを作成した後、「変更ステータス」列に表示される は、変更プロセスレポートが干渉に関連付けられていることを示します。
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ミニサムネイルビューアから、変更プロセスレポートに移動できます。
別の製品表現に既存の IDD を割り当てるには
1. IDD の「詳細」ページで、「操作」 > 「チェックアウトおよび編集」の順に選択します。「編集」ページが開きます。
2. 「検索」を選択します。「製品表現対象を検索」ページが開きます。
3. 「サーチ」アイコンを選択します。「タイプを検索」ページが開きます。
4. 「適用可能なすべてのオブジェクトタイプ」を選択し、「OK」をクリックします。
5. 「サーチ」を選択します。「サーチ結果」枠が開きます。
6. 製品表現対象を選択して「OK」をクリックします。「編集」ページが開き、「干渉検知設定」枠の「名前」フィールドに選択したオブジェクトの名前が表示されます。