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Windchill MPMLink のインストール後の手順
Windchill MPMLink のインストールを実行するには、次の手順を実行します。
管理特性の有効化
管理特性を有効にするには、以下の各セクションの手順を参照してください。
Windchill プロパティの設定による管理特性の有効化
Creo Parametric オプションの設定
Creo Parametric 用のオブジェクトアダプタレシピファイルの更新
Windchill プロパティの設定による管理特性の有効化
管理特性を有効にする Windchill プロパティを設定するには、以下の手順に従います。
Windchill プロパティを設定して EPMDocs を上流から下流に適用するには、次の手順で行います。
1. mpmlink.properties.xconf ファイルまで移動して、このファイルを開きます。このファイルは、次の場所にあります。
\Windchill\codebase\com\ptc\windchill\mpml\xconfs\mpmlink.properties.xconf
2. EPMBuildRule をコピーするプロパティを見つけます。次に例を示します。
Property name="com.ptc.windchill.mpml.copyOver.create.wt.part.WTPart"
Property name="com.ptc.windchill.mpml.copyOver.update.wt.part.WTPart"
Property name="com.ptc.windchill.mpml.copyOver.mapsb.
newBranch.create.wt.part.WTPart"
Property name="com.ptc.windchill.mpml.copyOver.mapsb.
duplicate.create.wt.part.WTPart"
Property name="com.ptc.windchill.mpml.replaceEPMBuildRule.by"
* 
ファイル mpmlink.properties.xconf に EPMBuildRule に関連するプロパティが存在しない場合は追加します。
3. ステップ 2 で示したプロパティに次のエントリを追加します。
WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|describedBy@WCTYPE|wt.epm.structure.EPMDescribeLink
WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|buildSource@WCTYPE|wt.epm.build.EPMBuildRule
WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|describedBy@WCTYPE|com.ptc.windchill.
mpml.pmi.MPMWTPartToEPMDocumentLink
WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|references@WCTYPE|com.ptc.windchill.
mpml.pmi.AssociativeToSCCLink
* 
上記のエントリはコピーされる関連付けです。
例:
<Property name="com.ptc.windchill.mpml.copyOver.create.wt.part.WTPart"
default="WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|source,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|
containerReference^WCTYPE|wt.inf.container.WTContainer,WCTYPE|
wt.part.WTPart~MBA|partType,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|describedBy@WCTYPE|
wt.epm.structure.EPMDescribeLink,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|
describedBy@WCTYPE|wt.part.WTPartDescribeLink,WCTYPE|
wt.part.WTPart~MBA|references@WCTYPE|wt.part.WTPartReferenceLink,WCTYPE|
wt.part.WTPart~SCA|ALL_CLASSIFICATION_IBAS,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|
buildSource@WCTYPE|wt.epm.build.EPMBuildRule,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|
describedBy@WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.pmi.MPMWTPartToEPMDocumentLink,WCTYPE|
wt.part.WTPart~MBA|characteristic@WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.pmi.MPMPartQualityLink"/>
<Property name="com.ptc.windchill.mpml.copyOver.update.wt.part.WTPart"
default="WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|source,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|partType,WCTYPE|
wt.part.WTPart~MBA|describedBy@WCTYPE|wt.epm.structure.EPMDescribeLink,WCTYPE|
wt.part.WTPart~MBA|describedBy@WCTYPE|wt.part.WTPartDescribeLink,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|
references@WCTYPE|wt.part.WTPartReferenceLink,WCTYPE|wt.part.WTPart~SCA|
ALL_CLASSIFICATION_IBAS,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|choice@WCTYPE|
com.ptc.windchill.option.model.ChoiceMappableChoiceLink,WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|
describedBy@WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.pmi.MPMWTPartToEPMDocumentLink,WCTYPE|
wt.part.WTPart~MBA|buildSource@WCTYPE|wt.epm.build.EPMBuildRule,WCTYPE|
wt.part.WTPart~MBA|characteristic@WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.pmi.MPMPartQualityLink"/>
buildrule リンクを継承リンクに変換するには、次の手順で行います (デフォルトでは、コンテンツリンクに変換)。
1. mpmlink.properties.xconf ファイルまで移動してこのファイルを開くには、次の場所にあるファイルを見つけます。
\Windchill\codebase\com\ptc\windchill\mpml\xconfs\mpmlink.properties.xconf
2. 次のファイルを見つけます。
Property name="com.ptc.windchill.mpml.replaceEPMBuildRule.by"
3. プロパティを編集して次のような内容にします。
<Property name="com.ptc.windchill.mpml.replaceEPMBuildRule.by" default="WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|describedBy@WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.pmi.MPMWTPartToEPMDocumentLink"/>
* 
このプロパティは、このリンクタイプがコピーフレームワークのプロパティ内で宣言されているときに、EPMBuildRule リンク (部品と CAD の関連付けタイプ: 所有者、貢献コンテンツ、貢献イメージ、およびイメージ) を上流の部品から下流の対応部品にコピーする方法を制御します。このプロパティのデフォルトは、上流の EPMBuildRule から下流の EPMDescribeLink への変換です (部品と CAD の関連付けタイプ: コンテンツ)。代わりに、上流の EPMBuildRule から下流の MPMWTPartToEPMDocumentLink に変換するように設定することもできます (部品と CAD の関連付けタイプ: 継承)。
EPM ドキュメントの作業版数を適用せずに部品の作業版数を適用する際にパブリッシングされた製品表現を維持するには、次の手順で行います。
* 
この手順はオプションです。ただし、デフォルト (true) を維持すると、部品をチェックアウトした後に製品表現が表示されない可能性があります。
1. wvs.properties.xconf ファイルまで移動して、このファイルを開きます。このファイルは、次の場所にあります。
\Windchill\codebase\WEB-INF\conf\wvs.properties.xconf
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Windchill 10.2 以降では、wvs.properties および wvs.properties.xconf ファイルの場所に変更があります。これらのファイルは $Windchill/codebase ディレクトリから $Windchill/codebase/WEB-INF/conf ディレクトリに移動されています。この場所の変更を反映して、コードに必要な変更を加えてください。
2. プロパティを編集して次のような内容にします。
 <Property value="false" name="publish.copyrepresentationsforward.restrict"/>
Creo Parametric オプションの設定
指定されたオブジェクトのシステムパラメータも自動的に指定されるように Creo Parametric オプションを設定するには、次の手順で行います。
次のオプションまで移動して、デフォルトを yes に変更します。
designate_model_item_params
* 
ask_designate_owners オプションを no に設定すると、親のアノテーションの指定を要求されずにアノテーション要素を指定できます。親のアノテーションは指定されません。
Creo Parametric 用のオブジェクトアダプタレシピファイルの更新
Creo Parametric 用のレシピファイル内で、アノテーションのパブリッシングを有効にする必要があります。このようにしなければ、モデルアノテーションは表示されません。
この方法の詳細については、Creo View MCAD Adapter Installation and Configuration GuideCreo View Adapter for Creo の設定セクションを参照してください。
MPMLink - Creo Illustrate 統合のインストールとセットアップ
Creo Illustrate を MPMLink と連携させることで、プロセス計画オペレーションなどのオブジェクトのイラストレーションを生成できます。要件を満たすには、Creo Illustrate がクライアントマシンにすでにインストールされており、動作可能でなければなりません。Windchill の各種バージョンと互換性のある Creo Illustrate のバージョンの詳細については、PTC Web サイトに掲載されている「Technical Graphics Compendium」を「参照ドキュメント」ページでサーチして参照してください。
MPMLink のセットアップ
プリファレンス
Windchill MPMLink サーバーの「プリファレンス管理」ユーティリティ内で、「MPMLink 共通プリファレンス」 > 「プロセス計画ブラウザ」にある「Creo Illustrate でイラストレーションを管理」プリファレンスが有効になっていなければなりません。デフォルトでは、このプリファレンスの値は「いいえ」に設定されています。この値を「はい」に設定します。
パブリッシング規則ファイル
Windchill MPMLink サーバー上で WVS のコンフィギュレーションを適切に管理するには、お使いのサイトに固有のドメイン値が含まれている、MPMLink オブジェクト用のパブリッシング規則ファイルを追加する必要があります。パブリッシング規則ファイルのサンプルが /opt/wnc/MpmLink/ProcessPlanBrowser/src_web/config/actions/MPMSamplePublishingRule.xml に用意されており、以下の図ではサンプルのドメイン値がハイライトされています。
* 
パブリッシング規則のサンプル xml ドキュメントを編集して、ドメイン値をお使いのサイトに固有のドメイン値に変更し、後から使用するためにこのファイルを別の場所 (デスクトップ) に保存します。
固有のドメイン値は、以下の図に示すように (サンプルのドメイン値が青色でハイライトされています)、サーバー上の「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで「タイプを管理」パネルの「ダイナミックドキュメント」を選択することで参照できます。
MPMLink オブジェクト用のパブリッシング規則ファイルを追加するには、以下の手順に従います。
1. Windchill MPMLink サーバーの管理者として、「ナビゲータ」枠から、「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「Visualization コンフィギュレーション管理」の順に選択します。
「サイトの Creo View コンフィギュレーション」ウィンドウが開きます。
2. 「コンフィギュレーションを作成」をクリックします。
「サイトの新規コンフィギュレーションを作成」ウィンドウが開きます。
3. 「コンフィギュレーションタイプ」フィールドに「MPMLink」と入力し、「作成」を選択します。
Windchill に "MPMLink" という新しいビジュアリゼーションコンフィギュレーションタイプが作成されます。
4. リストされている "MPMLink" コンフィギュレーションタイプをクリックして選択します。
以下の図に示すように、ウィンドウの下側に「MPMLink (サイト) のファイル」セクションが追加されます。
5. 「MPMLink (サイト) のファイル」セクションで、「ファイルをコンフィギュレーションに追加」をクリックします。
以下の図に示すように、ウィンドウの下側に「新規ファイルを追加」セクションが追加されます。
6. 「ファイル名:」フィールドで、編集した MPMLinkSamplePublishRule.xml ファイルをブラウズするか、このファイルへの絶対ファイルパスを入力します。
以下の図に示すように、ウィンドウの下側の新しい「MPMLink (サイト) のファイル」セクションにファイル名が表示されます。
7. 「閉じる」を選択して「サイトの Creo View コンフィギュレーション」ウィンドウを閉じます。
MPMLink のパブリッシング規則ファイルが Windchill に追加され、ビジュアリゼーションコンフィギュレーションが完了しました。
Creo Illustrate のセットアップ
Windchill MPMLink オブジェクトをパブリッシングするためには、Creo Illustrate でパブリッシングオプションを追加する必要があります。
Creo Illustrate でパブリッシングオプションを追加するには、以下の手順に従います。
1. クライアントマシンで、Creo Illustrate を起動します。
2. Creo Illustrate「ファイル」 > 「オプション」の順に選択します。
Creo Illustrate のオプション」ウィンドウが開きます。
3. このウィンドウの一番上にある「表示:」で、「デフォルト」を選択します。
4. 左枠で、「パブリッシング」 > 「3D フィギュア」の順に選択します。
以下の図に示すように、「パブリッシング - 3D フィギュア」のオプションが右側の枠に表示されます。
5. 「+ 追加」をクリックして Windchill MPMLink 用の新しいパブリッシングオプションを追加します。
以下の図に示すように、「パブリッシングオプションを追加」ウィンドウが開きます。
6. 「パブリッシングオプションを追加」ウィンドウの「名前:」フィールドに、そのオプションの正式名称 ("Work Instruction Image" など) を入力し、タイプとして「イメージ」を選択します。
7. 「OK」をクリックします。
MPMLink のパブリッシングオプションが追加され、Creo Illustrate のセットアップが完了しました。
8. Creo Illustrate オンラインヘルプの「標準の使用」セクションの指示に従って、変更をエクスポートおよびインポートします。標準の管理の詳細については、Creo Illustrate オンラインヘルプの「標準を管理するには」を参照してください。