Windchill のその他の機能 > Windchill PartsLink > Windchill PartsLink の設定 > トラブルシューティングWindchill PartsLinkトラブルシューティング
  
トラブルシューティングWindchill PartsLinkトラブルシューティング
Windchill PartsLink で問題が発生した場合は、テクニカルサポートに問い合わせる前に、ログに記録された情報をできるだけ詳しく検証することが重要です。
Windchill PartsLink のメソッドサーバーログを生成するには、次のパッケージのロギング設定を DEBUG にします。
com.ptc.windchill.csm.client
次のロガーが有効になっていることを確認してください。
部品のパブリッシングでは、log4j.logger.org.apache.solrDEBUG に設定します。
分類構造で問題が発生した場合、log4j.logger.com.ptc.windchill.csm.struct.UpdateClassificationStructure を有効にします。
分類サーチで問題が発生した場合、log4j.logger.com.ptc.windchill.partslink を有効にします。
発生したエラーの詳細については、Windchill の知識ベース (PTC Windchill eSupport) でサーチしてください。
問題
ソリューション
分類可能なオブジェクトを作成する際にバインド属性が表示されない
分類可能オブジェクトタイプの作成および編集レイアウトに、バインド属性が追加されていることを確認します。
詳細については、レイアウトタブを参照してください。
バインド属性により空のドロップダウンメニューが表示される
指定されている名前空間の値が正しいことを確認します。
バインド属性にその他の制約が適用されていないことを確認します。
分類構造が定義されていることを確認します。
少なくとも 1 つの分類ノードで「インスタンス化」フィールドが「はい」に設定されていることを確認します。
分類可能なオブジェクトを作成する際にリーフノードを選択できない
選択を有効または無効にするには、分類ノードの「インスタンス化」フィールドを使用します。このフィールドを「はい」に設定するとノードを選択できます。
分類可能なオブジェクトが複数のノードに対して同じバインド属性を使用して分類される
これは、分類バインド属性に追加した単一値制約を使用して制御できます。これは、デフォルトで追加されます。
単一値制約を除去すると、追加操作が表示され、複数のノード値を選択できるようになります。
分類可能なオブジェクトの作成時、「分類属性を設定」ステップで分類属性が表示されない
「分類管理」ユーティリティでノードを選択して、「レイアウト」タブに移動します。属性がレイアウトに追加されたことを確認します。
分類属性が分類済みオブジェクトの情報ページに表示されない
「タイプおよび属性の管理」ユーティリティに移動して、部品タイプを選択します。
「レイアウト」タブで、ネストされたレイアウトが情報ページに追加されているかどうかを確認します。詳細については、ネストされた分類レイアウトの追加と編集を参照してください。
大規模な構造の読み込み時間の最適化
分類構造が極めて大規模で複雑な場合 (たとえば 10,000 ノードを超えるなど) は、メソッドサーバーが再起動した後にオブジェクト作成ウィンドウのレンダリングで遅延が発生することがあります。
パフォーマンスを向上させるために、次の手順に従います。
1. wt.properties.xconf ファイルに移動します。
2. wt.method.loadObjects プロパティを見つけて、末尾に次のクラス名を追加します (スペースで区切ります)。
com.ptc.windchill.csm.util.StructureEnumerationCachePopulator
たとえば、現在の値が次のとおりである場合、次のようになります。
<Property name="wt.method.loadObjects"
default="com.ptc.tomcat.embedded.Bootstrap
wt.method.WTAdapter com.ptc.core.adapter.server.impl.SimpleTaskDispatcher
wt.method.ClusterMonitor
wt.method.jmx.Startup
wt.phonehome.queue.PhoneHomeQueueScheduler
com.ptc.tomcat.embedded.Bootstrap$WaitUntilStarted"
/>
次のように編集できます。
<Property name="wt.method.loadObjects"
default="com.ptc.tomcat.embedded.Bootstrap
wt.method.WTAdapter com.ptc.core.adapter.server.impl.SimpleTaskDispatcher
wt.method.ClusterMonitor
wt.method.jmx.Startup
wt.phonehome.queue.PhoneHomeQueueScheduler
com.ptc.tomcat.embedded.Bootstrap$WaitUntilStarted
com.ptc.windchill.csm.util.StructureEnumerationCachePopulator"
/>
3. Windchill シェルを開き、「xconfmanager -p」と入力してプロパティの変更を反映します。
各メソッドサーバーの分類列挙は起動中にのみキャッシュされ、読み込み時間が短くなります。