シングルレベルのビューバージョン変換コマンドラインユーティリティ
Windchill の旧リリースでは、マルチレベルのバージョンスキームが使用されていました。Windchill 10.0 以降では、デフォルトのバージョンスキームにはシングルレベルしかありません。
Windchill 10.0 よりも前のリリースをアップグレードした場合は、マルチレベルのバージョンスキームがまだ使用されています。任意の時点で SingleLevelViewVersionConversionUtility コマンドラインユーティリティを使用し、新しいスキームを実装することができます。いったん変換すると、Windchill はシングルレベルのバージョンスキームをずっと使用します。
SingleLevelViewVersionConversionUtility は、コンテキスト内でマルチレベルのバージョンスキームを持つオブジェクトをサーチして変換するコマンドラインユーティリティです。この変換には時間がかかるので、この処理は計画的に行うことをお勧めします。
変換処理中は、マルチレベルのバージョンスキームを使用するコンテキストと、シングルレベルのバージョンスキームを使用するコンテキストが混在します。したがって、コンテキスト間でオブジェクトを移動することは、これらのオブジェクトのバージョンスキームに影響を与える可能性があるため、禁止されています。さらに、すべてのコンテキストが変換されるまでは、作成されたすべての新しいコンテキストはマルチレベルのバージョンスキームを使用します。すべてのコンテキストが変換されると、ツールによって変換が完了され、すべての新しいコンテキストが新しいシングルレベルのバージョンスキームを使用するようになります。
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SingleLevelViewVersionConversionUtility コマンドをいったん実行すると、変更を元に戻すことはできません。
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Windchill 10.0 以前のバージョンスキームの動作については、
マルチレベルのリビジョンラベルを参照してください。
既成の
Windchill 10.0 バージョンスキームの動作については、
既成のデフォルトバージョン管理スキームを参照してください。