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「Workgroup Manager クライアント」のプリファレンス
以下の表では、Windchill Workgroup ManagerWindchill「プリファレンス管理」ユーティリティを使って管理できる、 のクライアント側のプリファレンスについて説明します。
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「コンテキストでの設計」および「システム属性とファイルプロパティをマッピング」サブカテゴリのプリファレンスは、後で別の表にリストします。「「コンテキストでの設計」のプリファレンス」および「システム属性とファイルプロパティをマッピングのプロパティ」を参照してください。
プリファレンス
説明
チェックインで差異レポートを添付
はい
いいえ (デフォルト)
差異レポートを生成し、チェックインされるオブジェクトに添付するかどうかのデフォルトの動作を制御します。このオプションは、Creo Parametric で作成された CAD ドキュメントの Creo Parametric 埋め込みブラウザに適用できます。
パラメータまたはプロパティ (単位付き) のサポート機能を有効にする
はい
いいえ (デフォルト)
パラメータまたはプロパティ (単位付き) のサポート機能を有効にするかどうかを制御します。
「はい」に設定した場合 - パラメータまたはプロパティ (単位付き) のサポート機能が有効になります。マイグレーションユーティリティを使用するには、新しい再利用可能タイプの属性を作成してデフォルト単位を手動で割り当てる必要があります。
「いいえ」に設定した場合 - パラメータまたはプロパティ (単位付き) のサポート機能が無効になります。
注記のデフォルトサブタイプ
${internet_domain_name}.Note (デフォルト)
注記のデフォルトサブタイプの内部名"${internet_domain_name}" は、インストール時に作成される注記の内部名のデフォルト交換ドメイン名に展開します。このプリファレンス値が変更された場合、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティの注記サブタイプの内部名も変更する必要があります。
ネイティブでないオブジェクトの CAD ツールで開く
はい
いいえ (デフォルト)
Pro/ENGINEER Wildfire 4.0 およびそれ以降の Creo Parametric のライセンスを有する特定のモジュールでは、NX および CATIA V5 で作成されたモデルを Pro/ENGINEER で開くことができます。このオプションを使用すると、ネイティブでないこれらの CAD ドキュメントで「Pro/ENGINEER で開く」操作を表示するかどうかを制御できます。お持ちの Pro/ENGINEER ライセンスがこのタイプのインポートをサポートしないか、Pro/ENGINEER Wildfire 4.0 より前のバージョンを使用している場合は、このオプションを「いいえ」に設定してください。使用できる値は「はい」または「いいえ」です。デフォルト値は「はい」です。
アップロード時に自動的に添付するファイルのサーチパス
ディスク上のパスをセミコロン (;) で区切って、アップロード時に CAD/ダイナミックドキュメントに自動的に追加する必要がある、検索対象の添付ファイルを指定します。プリファレンスの順序によって、ディレクトリが検索される順序が決定されます。ユーザーは、サーチパスに環境変数を使用することもできます。環境変数は、次のように指定します。${environment variable name}
番号とファイル名を同期化
はい (デフォルト)
いいえ
ファイル名と番号を同一にできます。このオプションは、新規ファイルをオーサリングアプリケーションから作成するときに適用されます。「アップロード時にファイル番号から拡張子をドロップ」プリファレンスに応じて、番号にファイル拡張子を付けるかどうかが決まります。
チェックアウト解除がローカルコンテンツを上書き
はい
いいえ (デフォルト)
「チェックアウトを解除」の使用時に、デフォルトでキャッシュ内のモデルコンテンツを上書きするかどうかを指定します。使用できる値は「はい」または「いいえ」です。デフォルト値は「いいえ」です。
「はい」- ローカルで修正されたファイルが、最後にチェックインされたバージョンのファイルで置き換えられます。
「いいえ」- CAD/ダイナミックドキュメントはチェックイン状態になりますが、ワークスペースにはローカルで修正されたコンテンツが含まれたままになります。
更新時にローカルコンテンツを上書き
はい
いいえ (デフォルト)
Windchill Workgroup Manager から「更新」の使用時に、デフォルトでキャッシュ内のモデルコンテンツを上書きするかどうかを指定します。使用できる値は「はい」または「いいえ」です。デフォルト値は「いいえ」です。
「はい」- ローカルで修正されたファイルが、最新の CAD/ダイナミックドキュメントから更新されたファイルのコピーで置き換えられます。
「いいえ」- ワークスペースの CAD/ダイナミックドキュメントのバージョンは更新されますが、ローカルで修正されたコンテンツは上書きされません。Windchill ワークスペースから「更新」を実行する際に、デフォルトでキャッシュ内のモデルコンテンツを上書きするかどうかを指定します(Creo Parametric「ファイル」 > 「更新」は、config.pro オプションの dm_overwrite_contents_on_update によって制御されます)。
ネイティブ保存後にアップロード
はい
いいえ (デフォルト)
オーサリングアプリケーション内でのネイティブ保存の操作 (例: 「ファイル」 > 「保存」) の後でモデルをアップロードするかどうかを指定します。
「はい」- ネイティブオーサリングアプリケーションの「保存」操作の後でコンテンツがアップロードされます。
「いいえ」- ネイティブの「ファイル」 > 「保存」によって、バックグラウンドでアップロードが開始されません。
CAD/ダイナミックドキュメントおよび添付資料フィルタをアップロード
モデルの追加コンテンツとしてアップロードされるコンテンツを設定できます。何を自動添付するかを決定する際に使用する組み合わせを指定します。各組み合わせの要素は次のとおりです。
CAD/Dynamic Document Type - アップロード時に自動添付する CAD/ダイナミックドキュメントを検索するための名前パターン。
Attachment file type - 自動添付するファイルのファイル名パターン。
Content Category - 自動添付するカテゴリ。
このプリファレンスの値は組み合わせの連続を連結して作成された文字列であり、[CAD/Dynamic Document Type],[Attachment file type],[Content Category];[CAD/Dynamic Document Type],[Attachment file type],[Content Category];... というフォームで表されます。ワイルドカードを [CAD/Dynamic Document Type] パターンで使用して、自動添付する CAD/ダイナミックドキュメントを指定できます。同じワイルドカードを [Attachment file type] パターンに入力すると、類似した名前を使用して、自動添付するファイルを指定できます。複数のオーサリングアプリケーションが使用されている環境では、一般の値ではなく特定のオーサリングアプリケーションに対してこのプリファレンス値を指定してください。
例: *.CATProduct,*.CATProcess,MANUFACTURING;*.CATPart,*.CATAnalysis,ANALYSIS_INPUT この文字列は、CAD ドキュメントアップロードリスト内で検出された CATProduct または CATPart を upload.autoattach.searchpath パスプリファレンスの CAD ドキュメントと同じ名前を使用して検出された CATProcess または CATAnalysis に自動添付する必要があることを指定します。そのため、検出された CATProcess または CATAnalysis は、MANUFACTURING または ANALYSIS_INPUT コンテンツカテゴリとともに CATProduct または CATPart にそれぞれ添付されます。コンテンツカテゴリ名は Windchill によって認識される名前でなければなりません。
関連図面をアップロード
はい
いいえ (デフォルト)
CAD ドキュメントのネイティブアップロードまたは自動チェックインでは、関連図面も同様にアップロードまたは自動チェックインされます。
「はい」- 関連図面が CAD ドキュメントとともにアップロードまたは自動チェックインされます。
「いいえ」- 関連図面は CAD ドキュメントとともにアップロードまたは自動チェックインされません。
ワークスペースフレームのスタックサイズ
<負ではない整数>
管理するワークスペースフレームの数を指定します。0 以上の整数値を入力する必要があります。デフォルト値は 0 です。このオプションは Creo Parametric の埋め込みブラウザのみを対象としており、Creo Parametric セッションの開始後に有効になります。
チェックインコンテンツオプション
モデルのみ
オーサリングアプリケーションの「自動チェックイン」メニューでモデルをどのように保存するかを指定し、「カスタムチェックイン」のデフォルトの UI 設定を提供します。使用可能な値: 「モデルのみ」「ビューデータのみ」「モデルとビューデータ」。デフォルト値は「モデルのみ」です。
「モデルのみ」 - ネイティブモデルがその CAD/ダイナミックドキュメントのコンテンツとしてチェックインされます。
「ビューデータのみ」 - セッション中の各モデルについて、空の CAD/ダイナミックドキュメントがビューデータとともにチェックインされます。
「モデルとビューデータ」- ネイティブモデルがその CAD/ダイナミックドキュメントのコンテンツとしてチェックインされるとともに、セッション中に修正したすべてのモデルの新しいビューデータがチェックインされます。CATIA V5 Workgroup Manager では、クライアント側のビューデータの作成はサポートされていません。したがって、ビューデータは作成されません。
「コンテキストでの設計」のプリファレンス
以下の表では、コンテキストでの設計に関するプリファレンスをリストします。
プリファレンス
説明
Windchill で Creo 外部簡略表示の作成および編集を許可
はい
いいえ (デフォルト)
プリファレンスがデフォルト値の「いいえ」に設定されている場合、Windchillにおける Creo Parametric 設計コンテキスト (ESR) の作成もまた使用できなくなります。このプリファレンスは、「「新規設計コンテキスト」操作を表示」プリファレンスより優先されます。「はい」に設定されている場合、Creo Parametricによって ESR が保存され、Windchill で ESR を作成および編集できます。ただし、ESR にエンベロープが含まれている場合、ESR をアップロードしたり、「設計コンテキストの定義を編集」ページへの変更を保存したりできません。また、ESR 情報ページの「定義を編集」および「構造」タブにおける構造の表示が不正確になる可能性があります。
イメージに関連付けられた CAD ドキュメントの規則を作成
はい
いいえ (デフォルト)
このプリファレンスが「はい」に設定されている場合、設計コンテキストを作成または更新する際、イメージに関連付けられた CAD ドキュメントに対応する規則が作成されます。
このプリファレンスが「いいえ」に設定されている場合、イメージに関連付けられた CAD ドキュメントに規則は作成されず、結果製品表現はイメージに関連付けられた CAD ドキュメントの親部品から継承されます。
CAD アプリケーション: Creo、CATIA V5。
デフォルトの設計コンテキスト定義規則
アセンブリのみ (デフォルト)
フル
ライトウェイト
ジオメトリ
新しい設計コンテキストを定義する際のデフォルト規則を決定します。デフォルト値は「アセンブリのみ」ですが、次の値も有効です。
「アセンブリのみ」- 最上位レベルを除くすべてのメンバーを除外し、追加するものを選択します。
「フル」- すべてのメンバーを含めてから、除外するものを選択します。含めるモデルでは、ジオメトリが修正されるようにモデルを完全にロードします。これは Creo Parametric では「マスター表示」、CATIA V5 では「Design Mode」です。
「ライトウェイト」- すべてのメンバーを含めてから、除外するものを選択します。含めるモデルでは、読み込み時間を最低限にするためにジオメトリを最も軽い方法でロードします。これは Creo Parametric では「自動表示」、CATIA V5 では「Visualization Mode」です。
「ジオメトリ」- すべてのメンバーを含めてから、除外するものを選択します。含めるモデルでは、質量プロパティが実行されるようにジオメトリをロードします。これは Creo Parametric では「ジオメトリ表示」、CATIA V5 では「Visualization Mode」です。
デフォルトの製品表現
フル
ジオメトリ
ライトウェイト
コンフィギュレーションコンテキストから設計コンテキストに渡される詳細レベルを決定します。デフォルト値は「ライトウェイト」ですが、次の値も有効です。
「フル」- ジオメトリが修正されるように、モデルを完全にロードします。これは Creo Parametric では「マスター表示」、CATIA V5 では「Design Mode」です。
「ジオメトリ」- 質量プロパティが実行されるようにジオメトリをロードします。これは Creo Parametric では「ジオメトリ表示」、CATIA V5 では「Visualization Mode」です。
「ライトウェイト」- 読み込み時間を最低限にするためにジオメトリを最も軽い方法でロードします。これは Creo Parametric では「自動表示」、CATIA V5 では「Visualization Mode」です。
関連部品のない CAD ドキュメントを除外
はい (デフォルト)
いいえ
このプリファレンスは、コンフィギュレーションコンテキストから設計コンテキストを作成する際に、部品との構築関連付けがない CAD ドキュメントを明示的に除外するかどうかを制御します。コンフィギュレーションコンテキスト構造は、構築タイプの関連付けによって部品に関連付けられていない CAD ドキュメントとの関連を持たないので、システムを設定することで、部品に関連しない CAD ドキュメントを明示的に除外するか、その「含む」規則を親アセンブリから継承できるようにする必要があります。
このプリファレンスが「はい」に設定されている場合、「Visualization」タブで、部品に関連しない CAD ドキュメントは除外されます。
「新規設計コンテキスト」操作を表示
はい
いいえ (デフォルト)
Creo Parametric または CATIA V5 Assembly CAD ドキュメントのワークスペース情報ページの「構造」タブにある、「新規設計コンテキスト」操作を表示または非表示にします。Creo/Elements Pro 5.0 および Windchill 10.0 M010 Workgroup Manager for CATIA V5 では、Windchill で作成された設計コンテキストがサポートされます。Wildfire 4.0 または 10.0 F000 CATIA V5 Workgroup Manager を使用している場合、この新機能はサポートされていません。所属している企業が現在使用しているツールに基づいて、このプリファレンスを使用して設計コンテキストを作成する操作を表示または非表示にできます。デフォルトは「いいえ」、または操作を表示しません。
システム属性とファイルプロパティをマッピングのプロパティ
以下の表では、システム属性のマッピングとファイルプロパティに関するプリファレンスをリストします。
プリファレンス
説明
CAD ドキュメント作業版数のシステム属性
PTC_WM_ITERATION (デフォルト)
CAD ドキュメントの作業版数を表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。値は CAD システム属性に設定されている場合があります。デフォルト値は PTC_WM_ITERATION です。
CAD ドキュメントライフサイクル状態システム属性
PTC_WM_LIFECYCLE_STATE (デフォルト)
CAD ドキュメントのライフサイクル状態を表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。
CAD ドキュメントライフサイクルシステム属性
PTC_WM_LIFECYCLE (デフォルト)
CAD ドキュメントのライフサイクルを表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。
CAD ドキュメント名のシステム属性
PTC_WM_NAME (デフォルト)
CAD ドキュメントの名前を表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。値は CAD システム属性に設定されている場合があります。デフォルト値は PTC_WM_NAME です。
CAD ドキュメント番号のシステム属性
PTC_WM_NUMBER (デフォルト)
CAD ドキュメントの番号を表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。値は CAD システム属性に設定されている場合があります。デフォルト値は PTC_WM_NUMBER です。
変更ノートの属性
PTC_WM_LAST_CHANGE_NOTE (デフォルト)
最後のチェックインに追加したテキストを表示するプロパティの名前を識別します。
作成者属性
PTC_WM_CREATED_BY (デフォルト)
CAD ドキュメントを作成したユーザーの名前を表示するプロパティの名前を識別します。
作成日属性
PTC_WM_CREATED_ON (デフォルト)
CAD ドキュメントが作成された日付と時刻を表示するプロパティの名前を識別します。
図面のシステム属性
PTC_WM_IS_DRAWING (デフォルト)
NX 部品が図面であるかどうかを決定する属性の名前を識別します。デフォルトは PTC_WM_IS_DRAWING に設定されています。
修正者属性
PTC_WM_MODIFIED_BY (デフォルト)
CAD ドキュメントを最後に修正したユーザーの名前を表示するプロパティの名前を識別します。
修正日属性
PTC_WM_MODIFIED_ON (デフォルト)
CAD ドキュメントが最後に修正された日付と時刻を表示するプロパティの名前を識別します。
組織 ID のシステム属性
PTC_WM_ORGANIZATION_ID (デフォルト)
CAD ドキュメントの組織 ID を表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。値は CAD システム属性に設定されている場合があります。デフォルト値は PTC_WM_ORGANIZATION_ID です。
部品名のシステム属性
PTC_WM_PART_NAME (デフォルト)
CAD ドキュメントのオーナーに関連付けられた部品名を表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。値は CAD システム属性に設定されている場合があります。デフォルト値は PTC_WM_PART_NAME です。
部品番号のシステム属性
PTC_WM_PART_NUMBER (デフォルト)
CAD ドキュメントのオーナーに関連付けられた部品番号を表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。値は CAD システム属性に設定されている場合があります。デフォルト値は PTC_WM_PART_NUMBER です。
部品のリビジョン属性
PTC_WM_PART_REVISION_FOR_DRAWING (デフォルト)
図面に関連付けられている部品のリビジョンを表示するプロパティの名前を識別します。
部品の状態属性
PTC_WM_PART_STATE_FOR_DRAWING (デフォルト)
図面に関連付けられている部品のライフサイクル状態を表示するプロパティの名前を識別します。
リビジョンのシステム属性
PTC_WM_REVISION (デフォルト)
CAD ドキュメントのリビジョンを表示する CAD ツールでプロパティの名前を識別します。値は CAD システム属性に設定されている場合があります。デフォルト値は PTC_WM_REVISION です。