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バリエーション仕様のコンフィギュレーションの取り込み
管理されたバリエーション仕様が「リリース済み」などの最高成熟状態に設定された場合、リリース済みのコンフィギュレーションである上位レベルのコンフィギュレーション可能構造 (コンフィギュレーション可能部品) が新規ベースラインに取り込まれます。これにより、リリース済みのバリエーション仕様のコンフィギュレーションを変えることなく、コンフィギュレーション可能構造を引き続き改良できます。このベースラインはコンフィギュレーション可能な構造ベースラインと呼ばれ、バリエーション仕様の構造を表示したときに 1 つ目のコンフィギュレーション仕様として自動的に適用されます。このベースラインはシステム内部で作成および管理されるので、その定義にアクセスして修正したり、「フィルタを編集」ウィンドウの「適用予定」リストから除去したり順序変更したりすることはできません。
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• システム管理者だけが管理されたバリエーション仕様にサイトレベルまたは組織レベルで最高成熟状態を定義できます。
• コンフィギュレーション可能な構造ベースラインを取り込む際には、システムのデフォルトのコンフィギュレーション仕様を使用する必要があります。
• 管理されたバリエーション仕様がバリエーションベースラインに関連付けられていない場合、コンフィギュレーション可能な構造ベースラインのエントリの下にデフォルトの部品コンフィギュレーション仕様が表示されます。管理されたバリエーションがバリエーションベースラインに関連付けられている場合、コンフィギュレーション可能な構造ベースラインエントリの下にバリエーションベースラインのエントリが表示され、そのバリエーションベースラインの下にデフォルトの部品コンフィギュレーション仕様が表示されます。
• リリース済みの管理されたバリエーション仕様を製品ファミリー構造内の別の製品モデルに移動することはできません。
管理されたバリエーション仕様がその最高成熟状態 (リリース済み) になると、そのバリエーション仕様に割り当てられているコンフィギュレーション可能モジュールはロックされます。これにより、リリース済みのバリエーション構造が、製品ファミリー内の割当済みコンフィギュレーション可能モジュールに対する変更に基づいて変更されることがなくなります。
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管理されたバリエーション仕様の最高成熟状態は、「バリエーション仕様の最高成熟ライフサイクル状態」というシステムプリファレンスによって定義されます。このプリファレンスの詳細については、Product Family Management のプリファレンスを参照してください。
リリース済みのバリエーション仕様が改訂されて最高成熟状態ではなくなった場合、コンフィギュレーション可能な構造ベースラインは参照されなくなり、割当済みコンフィギュレーション可能構造は製品ファミリーによって継承されている状態に戻ります。この場合、コンフィギュレーション可能な構造ベースラインを削除する必要があります。
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• 管理されたバリエーション仕様の状態が最高成熟状態から別の最高成熟状態に変化した場合、コンフィギュレーション可能な構造ベースラインを削除して再度取り込む必要があります。
• 管理されたバリエーション仕様に作業版数が適用された場合、コンフィギュレーション可能な構造ベースラインを新規作業版数にコピー転送する必要があります。
• 管理されたバリエーション仕様が改訂された場合、コンフィギュレーション可能な構造ベースラインを新規リビジョンにコピー転送してはいけません。
• 管理されたバリエーション仕様に対して「コピーとして貼り付け」操作を実行する際、コンフィギュレーション可能な構造ベースラインをコピー転送してはいけません。