設計 BOM から製造 BOM への変換

設計部品表 (eBOM) を製造部品表 (mBOM) に変換することは、製造プロセスの重要な要素です。通常、製品の製造方法が規定された設計時ビュー (エンジニアリングビュー) と、計画ビュー (製品を構築しようとするときの製造ビュー) との間には差異があります。

Windchill MPMLink では、設計エンジニアと製造エンジニアの双方がそれぞれの部品表を修正するだけでなく、2 つの部品表の関連 BOM リンク (対応リンク) を保持することができます。その結果、製品の設計に加えられた変更は即座に製造エンジニアに伝えられ、製造エンジニアはこのような変更による影響を認識できます。

この手順は、「部品の貼り付け」が「関連 BOM リンクとともに貼り付け」に設定されている場合にのみ利用できます。

詳細については、ユーザープリファレンスの編集を参照してください。

設計 BOM から製造 BOM へ変換するには、以下の方法があります。

eBOM 部品と mBOM 部品が異なる部品番号を持つ必要がある場合や、1 つの eBOM アセンブリに対して複数の mBOM アセンブリを使用する場合に使用します。

設計 BOM 部品が製造 BOM 内に使用されていて交換の必要がなく、部品を個別に管理 (たとえば、変更管理、エフェクティビティ、リビジョンなど) する必要がない場合に使用します。

mBOM 部品の部品番号を eBOM 部品と同じ番号に維持するが、別個の管理が必要な場合に使用します。

• 「Visualization」タブを使用して部品をコピーし、貼り付けます。

生産工程をプランニングする際、すべてのエンジニアリング部品を変換しなければならないということはありません。この場合、エンジニアリング部品は親の製造アセンブリでそのまま使用できます。

変換対象として選択した部品に割り当てられている選択肢にアクセスできない場合、上流から下流に部品を転送することはできません。

詳細については、関連 BOM リンクを伴う部品の追加を参照してください。