原材料部品または半完成部品と部品の関連付け

関連制約は、原材料部品または半完成部品を追加できる部品と、原材料部品または半完成部品として追加できる部品を決定します。この制約は、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティのタイプ「製造原材料リンク」の下で追加されます。詳細については、関連制約タブを参照してください。

デフォルトでは、「部品」タイプの部品のみを追加できます。管理者は、「製造原材料リンク」タイプの関連制約を定義して、「部品」のソフトタイプを含めることができます。詳細については、関連制約タブを参照してください。

選択した部品に必須としてマークされているが属性が含まれているにもかかわらず、値が設定されていない場合、「材料属性を編集」ウィンドウが表示されます。必要な値を入力し、「OK」をクリックします。デフォルトでは、「数量」、「トレース」、「コード」、および「単位」が必須として設定されています。これらの属性のデフォルト値は、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで設定されます。

選択した部品の下に原材料部品または半完成部品が追加されます。追加した部品を表示するには、選択した部品を右クリックし、「特定情報を表示/非表示」 > 「材料」の順に選択します。「特定情報を表示/非表示」操作は、ツールバーの「表示」メニューからも実行できます。この操作を選択した後、「関連情報を表示/非表示」ダイアログボックスで、「材料」を選択して「OK」をクリックします。

「材料を挿入」操作は、原材料部品または半完成部品を関連付ける部品に作業版数を適用しません。

原材料部品または半完成部品の詳細は、BOM トランスフォーマの「材料」タブに表示される「材料」タブおよび部品情報ページの「関連オブジェクト」タブで確認できます。テーブルビューは、部品とリンクのその他の属性を表示するようにカスタマイズできます。詳細については、テーブルビューのカスタマイズを参照してください。

「関連オブジェクト」タブの「材料」テーブルには、部品の名前と番号、および原材料リンクのデフォルト属性が表示されます。テーブルビューは、リンクのその他の属性を表示するようにカスタマイズできます。

• 原材料部品または半完成部品は MPMLink での関連付けとして扱われます。BOM トランスフォーマでのドキュメントや拡張データなどの関連付けに適用可能な操作は、原材料部品または半完成部品にも適用されます。ただし、原材料部品と半完成部品は部品です。このため、「新規を挿入」、「既存を挿入」、「部品を編集」などの、部品に固有の操作も使用できます。

• 持ち越しのフレームワークで指定されているコンフィギュレーションに基づいて、BOM トランスフォーマで原材料リンクを持ち越すことができます。原材料リンクを持ち越す構文は value="WCTYPE|wt.part.WTPart~MBA|madeFrom@WCTYPE|wt.mpm.rawmaterial.RawMaterialLink" です。詳細については、持ち越しのフレームワークを参照してください。

• オカレンスモードでは原材料部品または半完成部品に定義式を割り当てることができません。BOM トランスフォーマでそのような部品には「定義式を割当」操作が無効になっています。