ボルト容量 (VaultThresholdReachedNotifier)

アクティブフォルダ (コンテンツのアップロードが現在実行されているフォルダ) の使用可能なディスク容量が、設定されたしきい値以下です。

ボルト容量のしきい値はパーセント単位で指定し、ボリュームまたはディスクパーティションの空きディスク容量の割合を示します。このしきい値は FileServers MBean を使用して設定します。

ボルトの自動フォルダ作成機能をまだ有効にしていない場合は、有効にすることを検討してください。自動フォルダ作成機能を有効にすると、新しいフォルダの作成にかける時間を削減できます。

ボルトのステータス変更の通知 (VaultStatusNotifier)

ボルトのステータスが読み取り専用から読み書きに、または読み書きから読み取り専用に変更されました。

この警告は以下の状況の結果として生じることがあります。

サイトのステータス変更の通知 (SiteStatusNotifier)

サイトのステータスが OK から NOK に変更されました。

サイトがオフラインになったとき、または、サイト内のサーバーの 1 台が応答しないかダウンしたとき、サイトのステータスは NOK に変更されます。

ユーザーが「ファイルサーバー管理」ユーティリティを使用してサイトをオフラインにし、リモートサイトの操作ができないようにした可能性があります。

PTC Embedded Servlet Engine (Apache Tomcat ベース) が使用できないため、サイトが応答しないか停止している可能性があります。

障害許容ボルトの失敗の通知 (FaultTolerantVaultFailureNotifier)

障害許容ボルトがキャッシュボルトの自動復元に失敗しました。

障害許容ボルトのメカニズムは、プロパティ wt.fv.faultTolerantVaultsAutoRestore を true に設定すると Windchill で有効になります。マスターサイトのキャッシュボルトが読み取り専用になると、障害許容ボルトのメカニズムがキャッシュボルトを復元するためのバックグラウンドジョブを開始します。キャッシュボルトが復元されない場合、電子メール通知が送信されます。

マウント検証の失敗通知

クラスタ設定のいずれかのホストが読み取り専用になり、これによってボルトステータスが読み取り専用になりました。

自動マウント検証メカニズムによって、クラスタ設定のマウントステータスが定期的にチェックされます。クラスタ内のいずれかのホストにアクセスできなくなり、ボルトが読み取り専用になると、管理者に電子メール通知が送信されます。

フォルダ自動作成の失敗通知

フォルダの自動作成で新規コンテンツファイルのアップロードに失敗した。

ファイルアップロードしきい値に達した場合、新規ファイルのアップロード先となる新規フォルダがボルトに自動的に作成されます。新規フォルダの作成に失敗した場合、ルートフォルダは無効になり、ボルトは読み取り専用になります。電子メール通知が管理者に送信されます。

ファイルアップロードの失敗通知

重複したファイルがフォルダにアップロードされ、フォルダが読み取り専用になった。