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SOLIDWORKS での派生コンフィギュレーション
SOLIDWORKS では、子コンフィギュレーションを作成して、コンフィギュレーション内に親子関係を作成できます。このような子コンフィギュレーションを派生コンフィギュレーションと呼びます。1 つのコンフィギュレーションが複数の派生 (子) コンフィギュレーションを並列またはネストされた階層で持つことができます。
派生コンフィギュレーションを持つジェネリック CAD ドキュメントを保存する際に、「PTC_IS_INSTANCE」プロパティの値を派生コンフィギュレーションに対して「はい」に設定した場合、そのドキュメントは Windchill でファミリーテーブルインスタンスとして扱われます。このような派生コンフィギュレーションがアセンブリに挿入されると、「PTC Windchill Status」タブと Windchill モデル構造レポートに表示されます。
派生コンフィギュレーションが Windchill に公開されていないが、その親コンフィギュレーションが公開されており (PTC_IS_ISTANCE = Yes)、アセンブリが派生コンフィギュレーションを子として使用している場合、Windchill CAD 構造内のアセンブリの下に直接の親が表示されます。
ジェネリック CAD ドキュメントとその派生コンフィギュレーション Unmanaged_derived_conf の例を以下に示します。Unmanaged_derived_confPTC_IS_INSTANCE の値が No に設定されているので、Windchill モデル構造レポートには表示されず、その代わりに、PTC_IS_INSTANCEYes に設定されている、その直接の親であるコンフィギュレーション (Derived_conf_01) が表示されます。
子構成部品 (Derived_conf_01) を持つアセンブリ (Top_assembly) のもう 1 つの例を以下に示します。Derived_conf_01PTC_IS_INSTANCENo に設定されています。Windchill モデル構造に、PTC_IS_INSTANCEYes に設定されている、その直接の親であるコンフィギュレーション (instance_01) がリストされます。
最良事例
Windchill ファミリーテーブルレポートはマルチレベル構造をサポートしていないので、複雑なコンフィギュレーション構造の親子関係を確認することは困難です。Windchill プリファレンス「ジェネリック名にインスタンスを含める」を使用することをお勧めします。
Windchill プリファレンス「ジェネリック名にインスタンスを含める」 (WindchillSOLIDWORKS ファミリーテーブルのファイル名と番号 ID を制御) が「はい」に設定されている場合、ファミリーテーブルインスタンスの CAD ドキュメントファイル名の一部としてジェネリック名を含めることができます。これにより、Windchill で各ジェネリックのインスタンスを識別できます。