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API 固有のロガーの設定
wt.pom.SQL ロガーを使用して、すべての Windchill モジュールで永続レイヤーのログを有効にできます。ただし、これによって多数のログエントリが作成されます。詳細なトラブルシューティングを行うために、API 固有のロガーを使用して、特定のクラスについてのみ、永続レイヤーのログを生成することもできます。
API 固有のログを有効にするには、<WT_HOME>/codebase にある wt.properties ファイルで以下のプロパティを設定します。
wt.pom.logger.apilevel.enabled
このプロパティのデフォルト値は false です。このプロパティを true に設定した場合、wt.pom.logger.apilevel.classes プロパティで設定されているクラス名がサーチされます。このプロパティの値を変更した場合、メソッドサーバーを再起動する必要があります。
wt.pom.logger.apilevel.classes
永続レイヤーログメッセージを生成するクラスを指定します。有効にするには、プロパティ wt.pom.logger.apilevel.enabledtrue に設定する必要があります。
このプロパティは、完全修飾クラス名のコンマ区切りリストをとります。例: wt.dataops.purge.StandardPurgeService,wt.change2.listeners.ResultingChangeEventHandler
上記のコンフィギュレーション例では、StandardPurgeService および ResultingChangeEventHandler クラスについてのみ永続レイヤーのログを有効にしています。これらのクラスのいずれかのメソッドがほかのクラスなどから API を呼び出した場合、呼び出し階層全体について永続レイヤーのログが生成されます。
これらのプロパティ設定の影響を受ける永続レイヤーロガーを以下に示します。
wt.pom.sql
wt.pom.mapping
wt.pom.joinMapping
wt.pom.blob
wt.pom.statementCache
wt.pom.statementCache.summary
wt.pom.refreshCache
wt.pom.properties
wt.pom.accessControl
wt.pds.bind
wt.pds.concurrent
wt.pds.concurrent.statistics
wt.pds.exception
wt.pds.general
wt.pds.queryCancel
wt.pds.queryContext
wt.pds.meta
wt.pds.statementParameter
wt.query
wt.pom.paging
com.ptc.core.query.server
com.ptc.core.query.common
wt.pom.rowCount