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ベースデータおよびデモンストレーションデータのロード
WindchillLoader は、どのインストール済み Windchill ソリューションのデータでもロードできる、コマンドラインユーティリティです。インタラクティブモードまたは無人モードで、選択したソリューションのベースデータおよびデモンストレーションデータをロードできます。
データロードユーティリティを実行するときに、管理者グループのユーザーとしてログオンするように要求されます。入力したユーザー名が管理者でない場合は、管理者ユーザーを作成するように要求されます。
Windchill Services のインストール時に、Web サーバーに Windchill 管理ユーザーを定義しました。このプロセスでは、そのユーザー名とパスワードを認証に使用します。
ローカライズされたデータのロード
ローカライズされたデータをデータベースにロードする場合は、最初に日付の形式をサーバーロケールに設定してから WindchillLoader を実行する必要があります。ローカライズされたデータをロードしない場合は、この手順をスキップできます (その場合、ロケールのデフォルトは英語です)。
ローカライズされたデータのロードセットの変更
PTC の表記規則では、ローカライズされたファイルにはロケール拡張子が付きます。ロケール拡張子はファイル名に付加されますが、lifecycleInitRule_ja.xml のようにファイルタイプ拡張子の前に配置されます。この例では、_ja がロケール拡張子です。以下の表は、ロケール拡張子のリストです。
PTC ロケール拡張子
ロケール
拡張子の値
ポルトガル語 (ブラジル)
_pt_BR
フランス語
_fr
ドイツ語
_de
イタリア語
_it
日本語
_ja
韓国語
_ko
ロシア語
_ru
中国語 (簡体字)
_zh_CN
スペイン語
_es
中国語 (繁体字)
_zh_TW
WindchillLoader の "-Locale" 引数の詳細については、セクション「WindchillLoader の構文」の wt.load.WindchillLoader の Class 引数の表を参照してください。
サーバーのロケールを反映する日付の形式の設定
データベースをロードする前に、このインストールで提供されるデータファイルを修正して、日付フィールドをサーバーのロケール設定に適合させる必要がある場合があります。
このデータファイルで使用されるデフォルトの日付の形式は、EN_US (MM/DD/YYYY) です。サーバーのロケールがこのフォーマット以外に対応する場合は、すべての日付フィールドをロケールに適合するように修正する必要があります。データファイルは、<Windchill>/loadFiles ディレクトリにある XML ファイルに格納されています。使用するインストールに関連する XML ファイルのみを考慮してください。
修正が必要な日付を検索するには、データファイルで定義式の照合を実行できるエディタを使用します。このエディタを使用して以下の定義式を実行し、修正が必要な日付を検索します。
[0-3]?[0-9]/[0-3]?[0-9]/[12][90][0-9][0-9]
この定義式は、デフォルトの MM/DD/YYYY パターンに一致するすべてのエントリを検索し、DD/MM/YYYY パターンに一致するすべてのエントリも検索します。
WindchillLoader を使用したデータのロード
WindchillLoader とその例を理解するため、このセクションの内容を復習してください。復習したら、Windchill データベースをロードする準備をします。
Windchill ソリューションを 1 つだけインストールする場合と、複数のソリューションを連続してインストールする場合があります。1 つのソリューションをインストールし、後日、別のソリューションをインストールすることも考えられます。WindchillLoader は、これらのすべてのシナリオをサポートします。つまり、最初にインストールしたソリューションをサポートするデータベースをロードし、次に別のソリューションをインストールして、そのソリューションのデータベースをロードできます。
WindchillLoader の構文
WindchillLoader は、windchill コマンドを使用してコマンドラインから実行します。WindchillLoader コマンドの構文は次のとおりです。
windchill wt.load.WindchillLoader [class args]
ここで [class args] は、必須および省略可能な実行オプションを表します。
* 
windchill コマンドの詳細については、Windchill コマンドの章を参照してください。
wt.load.WindchillLoader の Class 引数
Class 引数
説明
-All
インストールされたすべての Windchill ソリューションのベースデータをロードします。
-Application=[<アプリケーション ID>,...]
ロードするデータの Windchill ソリューションのコンマ区切りのリスト。この引数を使用すると、ロードする特定のソリューションまたはソリューションのセットを選択できます。
各 <アプリケーション ID> は、-Info レポートの生成時にリストされる値と一致する必要があります。
-Info
インストール済みで、有効なロードセットがある Windchill ソリューションのリストを表示します。
このコマンドを実行して、<アプリケーション ID> の値を取得し、Application 引数と併用します。
-IncludeDemo
インストールされた Windchill ソリューションのベースデータとデモンストレーションデータをロードします。
デフォルトでは、この引数を含めないとベースデータのみをロードします。
-LoadOnlyDemo
インストールされた Windchill ソリューションのデモンストレーションデータのみをロードします。
この引数を使用するには、ベースデータがすでにロードされている必要があります。
-Locale=<ロケール>
特定の Windchill ソリューションに対応する特定のローカライズ済みロードファイルをロードします。
この引数の例については、「WindchillLoader の例」セクションを参照してください。
この引数がある場合、読み込みセットフレームワークによって以下が実行されます。
"localized" 属性が true の場合、"<_ロケール>" をファイル名属性に追加します。ロケールバリエーションが検出されない場合、フレームワークは元のファイル名に戻りません。
"localized" 属性が false であるか、存在しない場合、ファイル名は変更されません。
"-Locale" 引数がない場合、読み込みセットフレームワークは、"localized" 属性が true または false かどうかに関係なく、ファイル名属性のみを使用します。
読み取りセットがローカライズされている場合、この属性でロケールを指定すると、ローカライズされたバージョンの読み取りセットがロードされます。ロケールがない場合、読み込みセットフレームワークは、設定前のデフォルトファイル名に戻ります。
-Unattended
ローダーを無人モードで実行します。インストール時に一般的な質問は表示されません。
-Help
WindchillLoader のヘルプを表示します。
ベースデータのロードの例
次に、Windchill のインストール中に WindchillLoader コマンドを使用する方法の例を示します。
データのロードに使用できるインストール済みの Windchill ソリューションのリストを表示するには、次のコマンドを実行します。
windchill wt.load.WindchillLoader -Info
<アプリケーション ID> で指定する特定のソリューションのベースデータのみをロードするには、次のコマンドを実行します。
windchill wt.load.WindchillLoader -Application=<app ID> -Locale=en
特定のソリューションのベースデータとデモンストレーションデータをロードするには、次のコマンドを実行します。
windchill wt.load.WindchillLoader
-Application=<app ID> -IncludeDemo -Locale=en
インストールしたすべての Windchill ソリューションのベースデータとデモンストレーションデータをロードするには、次のコマンドを実行します。
windchill wt.load.WindchillLoader -All -IncludeDemo -Locale=en
インストールしたすべての Windchill ソリューションのベースデータとデモンストレーションデータを無人モードでロードするには、次のコマンドを実行します。
windchill wt.load.WindchillLoader -All -Unattended -Locale=en
特定のソリューションにローカライズされたデータをロードするには、以下を windchill シェルに入力します。
windchill wt.load.WindchillLoader -Application=<app ID> -Locale=<locale>
例:
windchill wt.load.WindchillLoader -
Application=Windchill.PDMLink -Locale=ja
これで、Windchill PDMLink ソリューションの日本語バージョンがロードされます。
ベースデータのロード - 最良事例
以下のデータロードのシナリオが存在する可能性があります。
データベースを初めてロードするとき
追加の PTC Windchill 製品がインストールされるときにデータベースをロードするとき
このセクションでは、PTC ソリューションインストーラがベースデータを自動的にロードしないように設定している場合に、ベースデータを手動で初めてロードする方法について説明します。
1. Apache (HTTP) サーバーを起動します。
2. コマンドシェルで以下のコマンドのいずれかを実行して Windchill シェルを開きます。
UNIX/Linux 上
<WT_HOME>/bin/windchill --java=<JAVA_HOME>/bin/java shell
Windows 上
<WT_HOME>\bin\windchill.exe --java=<JAVA_HOME>\bin\java.exe shell
3. Windchill シェルで以下のいずれかのコマンドを実行して Windchill のベースデータをロードします。
UNIX/Linux 上
windchill --javaargs=-Dwt.load.installer.serverManagerTimeout=300
wt.load.WindchillLoader -All -Unattended -AbortOnError -Locale=en
-User=<username> -Password=<password>
Windows 上:
windchill.exe --javaargs=-Dwt.load.installer.serverManagerTimeout=300
wt.load.WindchillLoader -All -Unattended -AbortOnError -Locale=en
-User=<username> -Password=<password>