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ソリューション
ソリューションエレメント
エレメント
タイプ
説明
wt.properties
properties
サポートされるタイプおよび除外されるタイプが登録されている場所
service.properties
properties
操作においてサポートされるタイプの検証が登録されている場所
com.ptc.windchill.enterprise.massChange.validators.MassChangeOperationValidator
クラス
操作に含まれるオブジェクトのタイプが有効かどうかを検証
含めるタイプと除外するタイプ
一括変更操作は、特定の操作でサポートされるタイプおよび除外されるタイプのプロパティによって制御されます。一括変更操作において、選択された対象オブジェクトでサポートされるタイプおよび除外されるタイプを、wt.properties の一括変更操作に対して登録することができます。
特定の一括変更操作でサポートされるタイプを指定するには、次の命名規則に従う必要があります。
サポートされるタイプ: massChange.operationName.supportedTypes
除外されるタイプ: massChange.operationName.excludedTypes
オブジェクトタイプを含める、または除外するには、そのタイプの外部フォームを使用します。たとえば、文字列にルートタイプの Part を含めるには、WCTYPE|wt.part.WTPart を使用します。一括変更操作でサポートされるタイプが指定されていない場合は、選択されたすべてのオブジェクトが操作に対してサポートされます。一括変更ウィザードの起動場所が複数となるため、最低 1 つのサポートされるタイプを指定するようにしてください。
supportedTypes および excludedTypes の活用に使用できる、既成のバリデータ MassChangeOperationValidator が提供されます。このバリデータは、フィールド内のほとんどの場合で処理できます。バリデータを使用して、選択されたオブジェクトに応じて適用できる操作リストをユーザーに表示します。そのタイプの適用外のアイテムを検証する場合 (チェックアウトアイテムに対する一括変更が許可されていない場合など)、evaluate() または getServerExcludedItems() メソッドをオーバーライドするフィルタ委任内で処理される必要があります。詳細は一括変更操作を参照してください。
特定のタイプに対する一括変更操作の制限
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以下の例では、「既存の部品を挿入」操作 (addPartUsage) でサポートされている既成のタイプを使用しています。
1. xconfmanager を使用して、supportedTypes を指定する wt.properties にプロパティを追加します。出力は、Insert Part Usage 操作プロパティと同じようになります。
massChange.addPartUsage.supportedTypes=WCTYPE|wt.part.WTPart
2. service.properties の操作キーに対する xconfmanager を使用して、バリデータを登録します。セレクタが、最後に _filter が付加されたオペレーションであることに注意してください。上記で述べたように、MassChangeOperationValidator は、supportedTypes および excludedTypes プロパティエントリを自動的に使用するよう設計されています。
wt.services/svc/default/com.ptc.core.ui.validation.UIComponentValidator/addPartUsage_filter/null/0=com.ptc.windchill.enterprise.massChange.validators.MassChangeOperationValidator/duplicate
更新するプロパティの識別
以下のテーブルを使用して、特定の操作に対して更新する必要があるプロパティを識別します。
プロパティ名
説明
massChange.replacePartUsage.supportedTypes
「既存の部品を置換」操作でサポートされるタイプです。
massChange.replacePartUsage.excludedTypes
「既存の部品を置換」操作でタイプを除外するために使用します。
massChange.addPartUsage.supportedTypes
「既存の部品を挿入」操作でサポートされるタイプです。
massChange.addPartUsage.excludedTypes
「既存の部品を挿入」操作でタイプを除外するために使用します。
massChange.removePartUsage.supportedTypes
「部品の親子関係を除去」操作でサポートされるタイプです。
massChange.removePartUsage.excludedTypes
「部品の親子関係を除去」操作でタイプを除外するために使用します。
massChange.changePartUsage.supportedTypes
「部品の親子関係を編集」操作でサポートされるタイプです。
massChange.changePartUsage.excludedTypes
「部品の親子関係を編集」操作でタイプを除外するために使用します。
massChange.addDocumentUsage.supportedTypes
「既存のドキュメントを挿入」操作でサポートされるタイプです。
massChange.addDocumentUsage.excludedTypes
「既存のドキュメントを挿入」操作でタイプを除外するために使用します。
massChange.removeDocumentUsage.supportedTypes
「関連ドキュメントを除去」操作でサポートされるタイプです。
massChange.removeDocumentUsage.excludedTypes
「関連ドキュメントを除去」操作でタイプを除外するために使用します。