BOM トランスフォーマでのスマートコレクションによるフィルタ基準のマージ

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BOM トランスフォーマでのスマートコレクションによるフィルタ基準のマージ

目的

MAPSB でのフィルタ基準とスマートコレクションのマージに関するカスタマイズガイドラインを示します。

前提となる知識

このベストプラクティスを適用するには、以下を理解しておく必要があります。

• MPMLink と BOM 構造の基本知識

• Java に関連した基本的な開発

• *-actions.xml、*-actionmodels.xml、および *.xconf ファイルのカスタマイズの管理

ソリューションエレメント

既存のフィルタ (saved NavigationCriteria など) が適用されているスマートコレクションを開きます。次に、このスマートコレクションに新規またはカスタムフィルタ (client NavigationCriteria など) を適用します。新規フィルタ基準と既存のフィルタ基準をマージする、つまり saved NavigationCriteria と client NavigationCriteria をマージするには、次の手順を実行します。

1. 既存の com.ptc.windchill.associativity.delegate.OpenAMInStructureBrowserDelegate 委任を拡張する新規カスタム委任を作成します。

たとえば、CustomOpenAMInStructureBrowserDelegate などです。

2. 次のメソッドをオーバーライドし、カスタマイズコードを追加します。

public NavigationCriteria mergeNC(NavigationCriteria savedNc, NavigationCriteria clientNc)throws WTException;

サンプルコードは次のとおりです。

import com.ptc.windchill.associativity.delegate.OpenAMInStructureBrowserDelegate;
import wt.filter.NavigationCriteria;
import wt.util.WTException;
public class CustomOpenAMInStructureBrowserDelegate
extends OpenAMInStructureBrowserDelegate{

@Override
public NavigationCriteria mergeNC(NavigationCriteria savedNc, NavigationCriteria clientNc) throws WTException {
// customization code to put filters or configuration specification from savedNc to clienNC
return clientNc;
}
}

3. xconf の新規クラスのエントリを更新します。たとえば、CustomOpenAMInStructureBrowserDelegate などです。

4. com/ptc/windchill/associativity/xconfs/associativity.service.properties.xconf ファイル内の OpenAMInStructureBrowserDelegate 委任のエントリを除去します。

サンプルコードは次のとおりです。