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キャッシュの更新
ワークスペースの「同期化」操作を使用して、別のユーザーが新たな変更をサーバーで行ったことによりキャッシュ内で古くなったワークスペースオブジェクトを、すべて明示的に再表示できます。ローカルのキャッシュにこれらの変更を反映するために、サーバーとの明示的な同期化が必要です。
キャッシュ内の情報とサーバーとの同期化には、暗黙的同期化、バックグラウンド同期化、および明示的同期化の 3 つのタイプがあります。
暗黙的同期化が行われるのは、「再表示」アイコン をクリックするか、クライアントがサーバーに要求し (「チェックアウト」、「更新」など)、次の情報を再表示するときです。
現在のワークスペース内で「チェックアウト中」ステータスに変更される。
現在のワークスペースにオブジェクトが追加される。
現在のワークスペースからオブジェクトが除去される。
バックグラウンド同期化は、自動的に実行され、PDM 操作後のコモンスペースの変更を 3 分以内に再表示します。また、これが実行されてコモンスペースの変更が再表示されるとき、ドキュメントへのアクセスの除去および再追加についても、ワークスペースが更新されます。バックグラウンド同期化によって次の情報が再表示されます。
データベース内にあるオブジェクトのマスターバージョンの属性の更新
ライフサイクル状態と期限切れステータスの更新
ステータス「別のユーザーによりチェックアウト」、「別のワークスペースでチェックアウト中」への変更
アクセスの変更 (修正、追加、および除去されたアクセスを含む)
明示的同期化が行われるのは、「ツール」 > 「同期化」の順に選択するときです。明示的同期化によって次の情報が再表示されます。
暗黙的同期化の対象となるものすべて (前に挙げたもの)
ローカルキャッシュ内の「ファイル名」の更新
アクセスの変更 (修正、追加、および除去されたアクセスを含む)
サイト管理者によって行われたサーバーのプリファレンスの変更とその他のサーバー側の変更
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アクティブワークスペース内のオブジェクトに対してコモンスペースで行われた変更は、プリファレンス Update commonspace changes in background を使用して頻繁に更新または遅延できます。オブジェクトのチェックアウト済み状態や名前と状態などの一部の情報は、別のユーザーがワークスペース外で変更する可能性があります。このようなタイプの変更は、新しい最新の値を表示するにはアクティブワークスペースを更新する必要があります。
ワークスペースをサーバーと同期化するには、次の手順に従います。
1. ワークスペーステーブルの行を選択せずに、「ツール」 > 「同期化」を選択します。
2. すべてのワークスペースに関する情報とワークスペースにあるオブジェクトが、サーバー上で加えられた変更内容で更新されます。
プリファレンス「ワークスペース」 > 「アクセス権の更新間隔」では、包括的なワークスペースの再表示がバックグラウンドで実行される頻度の間隔を設定できます (デフォルトの最小値は 1800 秒)。指定した間隔が経過すると、包括的なワークスペースの再表示が実行されます。包括的な再表示では、最新のアクセス権の変更がチェックされます。ワークスペースドキュメントのアクセスの変更がサーバーで見つかった場合、そのワークスペースはただちに同期されます。
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「同期化」操作を使用して、選択したいくつかの CAD ドキュメントまたはワークスペース全体を、ドキュメントの選択なしで同期できます。ワークスペース全体を同期することにより、サーバーで変更された CAD ドキュメントのアクセスも処理されます。サーバーでアクセスできなくなった CAD ドキュメントを選択すると、ワークスペース全体が同期されるようになります。