最新情報 > Windchill > 12.0.0.0 > エンドユーザー > オプションフィルタ: ユーザーが選択した選択肢と規則駆動の選択肢の識別のサポート
  
オプションフィルタ: ユーザーが選択した選択肢と規則駆動の選択肢の識別のサポート
製品: Windchill PDMLink
リリース: 12.0.0.0
利点
オプションフィルタを使用しているときに、ユーザーが選択した順序を維持しながら、ユーザーが選択した選択肢を規則駆動で選択された選択肢と区別できます。これにより、選択肢がユーザーによって明示的に選択されたものか、以前に選択された選択肢によって決まる規則によって自動的に選択されたものかをユーザーが把握できます。
その他の詳細
このリリースでは、「オプションフィルタ」が強化され、ユーザーが選択した選択肢と規則駆動で選択された選択肢を区別できるようになりました。ユーザー選択の順序とともに、選択ステータスも保存済みフィルタとバリエーション仕様に含まれます。
このリリースでは、オプションフィルタの左側のパネルに新しい「選択ステータス」コラムが追加され、選択肢のステータスとしてユーザー選択または規則駆動のいずれかが表示されます。
このテーブルでの選択肢の表示を制御するため、「オプションとバリエーション」ノードの下に新しいプリファレンス「選択ステータスの表示フォーマット」が追加されました。このプリファレンスの値を次のいずれかに設定できます。
「ユーザー選択のみ」: ユーザーが選択した選択肢だけが表示されます。
「規則駆動のみ」: 規則駆動で選択された選択肢のステータスのみが表示されます。
「両方」: ユーザーが選択した選択肢と規則によって駆動される選択肢の両方のステータスが表示されます。
デフォルト値は「ユーザー選択のみ」です。
新規フィルタを編集している場合、オプションフィルタでは、規則によって追加の選択肢を駆動する可能性があるユーザー選択が継続して使用されます。保存済みフィルタまたはバリエーション仕様を使用している場合、以前に選択した選択肢が使用されます。
以前に保存したフィルタまたはバリエーション仕様を各操作から編集してオプションフィルタを修正している場合、ユーザーが選択した選択肢が元の順序で再選択されます。オプションセット定義またはオプションセット規則が変更されていない場合、結果としての規則駆動の選択した選択肢も変更されません。オプションセット定義またはオプションセット規則が変更されている場合、以前に選択した選択肢が変更される可能性があります。これらの管理変更に応じて、次のようなシナリオが生じる可能性があります。
規則駆動の選択した選択肢は、ユーザーが選択した同じ選択肢に基づいて変更される可能性があります。
ユーザーが選択した選択肢は、保存された順序で以前に選択された選択肢の結果として、規則駆動の選択した選択肢になることがあります。
保存された順序で以前に選択された選択肢の結果として、以前に選択された選択肢は、規則によって定義される有効な組み合わせと見なされなくなる可能性があります。
関連情報
詳細については、オプションフィルタのフィルタ基準の指定を参照してください。
プリファレンスの詳細については、プリファレンスとプロパティを参照してください。