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クイックプラントフィルタでのフィルタ基準の設定について
「クイックプラントフィルタ」で基準を設定するために、以下のオプションを使用できます。
「プラント」 - 有効なプラント特有のビューを選択します。リストされているビューは、組織内の実際のプラントを表します。このリストのオプションは、「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスの値として指定されているものです。「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスの動作は、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスで設定されている値によって異なります。ビューのリストは 2 つのプリファレンスの和集合です。「プラント特有のビューのリスト」のデフォルト値が null の場合、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスで指定されているビューが「プラント」フィールドに表示されます。
サンプルの使用事例を参考として示しながら、いくつかの考慮事項について以下に説明します。
「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスが Plant1, Plant2, Plant3 に設定され、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスが Design,Manufacturing,Plant1 に設定されている場合は、値 Plant1「プラント」リストに表示されます。
「プラント特有のビューのリスト」が空白に設定されている場合、プラントリストには、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスの値フィールドに指定されているすべてのビューが表示されます。
「適用可能なビューのリスト」が空白に設定されている場合、プラントリストには、「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスで指定されているすべてのビューが表示されます。
「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスで指定された値は、「適用可能なビューのリスト」で設定された値よりも優先されます。「プラント特有のビューのリスト」「適用可能なビューのリスト」の両プリファレンスに共通のビューがない場合、プラントリストには、「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスで指定されているすべてのビューが表示されます。
「エフェクティビティの日付」 - エフェクティビティの日付を入力します。この値が BOM トランスフォーマの「フィルタを編集」 > 「コンフィギュレーション仕様」タブですでに指定されている場合は、既存のプラントコンフィギュレーション仕様からこの値があらかじめ設定されます。
「プラントのライフサイクル状態」 - プラントの有効なライフサイクル状態を選択します。
「バリエーション仕様」 - リストから 1 つまたは複数のバリエーション仕様を選択します。このリストには、BOM トランスフォーマで開いているツリー構造の最上位ノードに関連付けられているバリエーション仕様のみが表示されます。このリストに表示されるオプションは、「適用可能なバリエーション仕様のリスト」プリファレンスで指定されている値によって異なります。
「プラント割当なしで部品を含む」 - フィルタされた構造にプラント割当を持たない部品を表示するかどうかを指定します。このチェックボックスをオフにした状態で「クイックプラントフィルタ」を使用してフィルタ基準セットを適用すると、プラント割当がない部品はツリー構造に表示されなくなります。
「クイックプラントフィルタ」を使用する場合は、次の点に注意してください。
「プラントのライフサイクル状態」があらかじめ設定されるのは、「フィルタを編集」 > 「コンフィギュレーション仕様」タブで適切な値またはオプションを指定または選択した場合のみです。
「プラント割当なしで部品を含む」チェックボックスが有効になるのは、「クイックプラントフィルタの動作」プリファレンスでプラントフィルタに関連するオプションを選択した場合のみです。