拡張データは、Windchill のバージョン化されている処理可能なオブジェクトであり、ERP システムにパブリッシングされる必要のあるデータを格納するために使用されます。

2 種類の拡張データがシステムによって管理されています。1 つはエンタープライズデータで、もう 1 つはプラント情報とも呼ばれるプラントデータです。エンタープライズデータは、特定の部品マスターのすべてのリビジョンおよび作業版数で共有されている属性と関連オブジェクトで構成されています。プラントデータは、部品の特定のビューのすべてのリビジョンおよび作業版数で共有されている属性と関連オブジェクトで構成されています。

拡張データの情報ページは、拡張データに関連する情報の集積場所です。このページにアクセスするには、オブジェクトの情報アイコンをクリックします。

情報ページから、拡張データに対する操作を実行したり、オブジェクト属性と関連情報を表示したりできます。

情報ページの使用方法については、情報ページについておよび情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。

情報ページの左上隅にある「操作」メニューに、該当する操作がリスト表示されます。Windchill の多くのオブジェクトで使用できる操作については、一般的な操作を参照してください。これらの操作を実行できるかどうかは、拡張データの状態および拡張データに対するアクセス権によって異なります。ステータスインジケータについては、オブジェクトのステータスを参照してください。

拡張データの情報ページには、次のタブが表示されます。各オブジェクトの情報ページでタブをカスタマイズし、必要な情報のみが表示されるように設定できます。詳細については、情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。

デフォルトで、エンタープライズデータとプラントデータの両方のバージョン属性に設定されているデータユーティリティがあります。ただし、このデータに独自のバージョン属性を追加して新規レイアウトを作成する場合は、製造関連製品構造ブラウザに必ず正しい値が表示されるようにデータユーティリティ ID を割り当てる必要があります。そうしない場合、カスタマイズしたバージョン属性は割当不可として表示されます。

適切なデータユーティリティ ID を提供するには、次の手順に従います。

部品とともに拡張データオブジェクトを移動する場合は、次の点に注意してください。