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MPMLink の管理コレクションの設定
MPMLink では、BOM トランスフォーマのみで管理コレクションを操作できます。これを行うには、次のいずれかの場所から「BOM トランスフォーマで開く」操作を実行します。
管理コレクションの情報ページ
「サーチ結果」ページ
「フォルダコンテンツ」ページ
「BOM トランスフォーマで開く」操作は、管理コレクションオブジェクトの名前が managedCollectionForMAPSB.AllowedTypes プロパティに追加されている場合にのみ、管理コレクションオブジェクトに対して使用できます。このプロパティは、<Windchill>/codebase/com/ptc/windchill/associativity/xconfs にある associativity.wt.properties.xconf にあります。
このプロパティは、次のフォーマットで指定される管理コレクションタイプの内部名の値をとります。
<Property name="managedCollectionForMAPSB.AllowedTypes" default="type 1 internal name:attribute internal name,type 2 internal name:attribute internal name"/>
さらに、このプロパティで管理コレクションタイプの属性の内部名を指定することもできます。このプロパティでは、「文字列」データタイプの属性のみが有効です。属性は、「新規管理コレクション」および「管理コレクションを編集」ダイアログボックスに追加フィールドとして表示されます。追加フィールドは、親部品番号またはルート部品番号を有効な値としてとります。
以下に例を示します。
<Property name="managedCollectionForMAPSB.AllowedTypes" default="com.ptc.core.managedcollection.ManagedCollectionImpl:CollectionContext,com.ptc.mc.AllowedSubType2:contextRoot"/>
managedCollectionForMAPSB.AllowedTypes プロパティを設定する際には、以下の点に注意してください。
追加フィールドで値が指定されている場合、「クイックフィルタ」ダイアログボックスの「親コンテキスト」フィールドには、この値があらかじめ設定されています。これにより、「クイックフィルタ」ダイアログボックスで親コンテキストの部品をサーチする手間を省くことができます。上記の例では、CollectionContext フィールドは管理コレクションの作成時に表示されます。次の図に示すように、CollectionContext 属性は、「新規管理コレクション」および「管理コレクションを編集」ダイアログボックスに追加フィールドとして表示されます。
以下に示すように、「クイックフィルタ」ダイアログボックスの「親コンテキスト」フィールドには、追加フィールドで指定されている値があらかじめ設定されています。
管理コレクションタイプの内部名が有効であれば、指定されている属性の内部名が無効であったり間違っていたりしても、「BOM トランスフォーマで開く」操作はその管理コレクションに対して機能しますが、属性フィールドは「新規管理コレクション」および「管理コレクションを編集」ダイアログボックスに表示されません。この場合、「親コンテキスト」の値は空白になります。「クイックフィルタ」ダイアログボックスのサーチピッカーを使用して、親コンテキストを指定します。